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■ 切り札
そのプロジェクトのために
私の切り札を呼ぼうと思った。
呼ぼうとした私の意思に添うべく
その切り札は
私の元に すぐに現れた。
来て
と、私が言う前に
私の前に現れた。
私は 彼が多分 好きなのだ。
そして多分
彼も 私が好きなのだろうと思う。
寝たいとか
抱きたいとか
そんな事は思った事もないし
相手もおそらく
そんな事は夢想だにしないだろう。
でも 好きなのだ。
その仕事振りに 惚れ込んでいる。
手法が 同じなのだ。
時には
こんなイレギュラーな形の好きも
あってもいいと思う。
互いの商業コマーシャルの才のようなものを 高く評価しあっている。
その感情が
彼の万障を 繰り合わせ
結果
まるで駆けつけるようにして 私の前に現れる。
私が男なら
多分 彼とは親友になっていた事だろう。
仕事の話が一段落した後、
一時間ほど とりとめのない話をして
彼は帰っていった。
その一時間が
彼にとって
どんなに貴重な一時間か
私はよく知っている。
その貴重な一時間を私との雑談に割いて
その人は また仕事に戻っていく。
光栄と言う言葉が 脳裏に浮かぶ。
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小さなフォト日録
静かな日常BBS
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2004年06月16日(水)
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