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るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
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るり子



 韓国に対するファンデーション

ふみの「さらさら日記」 ここは実に私好みのサイトです。

で、なおかつ 韓流ドラマの考察をきっちりされている。

分析の仕方が 何ともアカデミックチックで 好きなのです。^^

むん?


アカデミックチック ぅ?


そんな言葉 ある?(爆)






韓流スターのなかで誰が好みと聞かれれば





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スター本人ではなく、その役柄がステキすぎ。( ̄▽ ̄;

これだけ韓流ドラマが日本のテレビに流れると

ザッピングの合間に 見る機会も増えるというものです。





恥ずかしながら 全部通しでみたドラマは一つも無いのですが、

『夏の香り』『冬のソナタ』『美しい日々』『秘密』『真実』

ざっとこれだけ、部分的ではありますが目にしています。

今あげたドラマは、2000年に作られた作品が多いようです。





最初はやはり 違和感がありました。

やたら携帯がクローズアップされるところとか

水戸黄門的に ストーリー展開が読めてしまうところとか

現実ではありえない 秘密や誤解が度重なって物語が構築されるところ。

また、リッチな生活とプアな生活がお決まりのようにセットされ登場する点です。

韓流に初めてふれた『夏の香り』では

効果音楽の使い方が、日本のそれとかなり違うことも新鮮な事でした。

かなり素朴に感じられたのは、クラシック音楽が効果音に使われていたせいでしょう。





また

俳優の精神年齢が高く感じられた事も驚いた点です。

それは

シナリオの生真面目さから来るものなのか 

韓国の精神がそのようなものなのか わかりませんが、

いたずらに子供っぽいそぶりをする20代や30代を見つけている私には、

心地いいものでした。





また、ドラマから垣間見る韓国の街並みも興味深いものでした。

10年前にソウルを訪れた時と比べると

喫茶店のインテリアなどは飛躍的にお洒落になったこと

あいかわらず、道路まわりのインフラ整備に遅れが見られること

などです。





五作をランダムに 途切れ途切れに見ていると

そのうちに 韓国ドラマとしてみていない事に気がつきました。

日本のドラマのような錯覚すら感じ、

出てくる俳優ですら 日本人に感じられるのです。


両国の人々のメンタリティーはかなり違うというのに。






私には 韓国に対して二つの強い印象があります。


一つは

ソウルの某大学教授のお嬢さんで

ソウルから世田谷に嫁いできた私の友人との出来事です。

知り合って間もない頃、私は彼女の自宅に道路で偶然招かれました。

私は『ありがとう。』と言いつつ訪問しませんでした。

社交辞令だと思ったのです。

すると翌日、彼女は『どうしてありがとうといいながら、訪ねてこなかったの?』

と、本気で怒るのです。

曖昧な概念は この国の人には無いんだなという事を学びました。



二つ目は

10年前に韓国に旅行した時の事です。

それは 韓国語が出来る男友達のプランによる6人のグループだったのですが、

模範タクシーに乗って 私たちはまんまと騙されました。

韓国語のできるリーダーがタクシーを拾い、

二台のタクシーに韓国語で行き先を告げました。


私たち女性は二台目に乗ったのです。

料金を払う段になって、その模範タクシーの運転手は日本語で言いました。

『前に乗った男が、○○○○ウォン払って降りろといいました。』

私たちは言われるままに、○○○○ウォン支払い、下車しましたが

あとで聞くと、そんな高額を払う約束などしていないというのです。




私の 韓国に対するファンデーションは

この二つの出来事から成り立っています。

この微妙な嫌韓と 積極的な好韓は、時に絶妙に私の中で入れ替わります。

韓流ドラマは、私の好韓に拍車をかけ また嫌韓感情もときに引き出します。








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2004年10月10日(日)
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