嘆息の記録



現実逃避の結果→SAMURAI7

2006年04月10日(月)

ここ最近とても現実がやっかいで
おきるたびに悩む

仕事が終わるたび
今日はどうやって寝るまでの時間逃避しようかと考える

ここ最近は
小説を読んだり映画を見に行ったり
漫画を読んだりゲームしたりとか
まったくもって
できない

そんなわけで
DVDをかりて見ている
時代劇が大好きな自分として
見たいものはたくさんあるが
アニメも大好きだ
てなわけでSAMURAI7という七人の侍原作のアニメをみた

全26話
一気にみた。

侍とはなにか?
ずっと見ていたが
侍は結局馬鹿だと言うことに気がついた
生き様?
いやいや、幸せというものの追い求め方が
変なのだ
死に様とかそういうものが違う
誰かのために生きるっていうのは非常に間違っておらず
むしろ賞賛に値する

しかしながら
簡単に命を削ろうとしたりする若い侍もいたりするわけで
壮齢になっている侍にまでならないと
はっきりとした答えが出ない

ある程度に達しても
結局は武士道は死ぬことと見つけたり
である

誰かが待っていても
待っていなくても守るものがあっても
結局のところ死地に身をおき
そこで花を咲かせる
そして生き残る
そしてまた死地を探しにいく

そんな生き方が侍か?

そうなんだろうなとおもいつつ
現実を離れたつもりが
現実にあった昔の話を思い出し
結局日本人って言うのはそういう自己犠牲だとか
無償の作業とかをかなり好き好んで行う
珍しい民族だと思う

だれしもそこかしこに
裏でどう思われてるかだとか
何かのためになっているかとか
結果をほしがるけど
そんなものは侍はいらないのだと思う
それはもちろん
求められれば何かもするし
くれるものはもらう
それでも身に過ぎたものはいらないと言うし
起きて半畳寝て一畳
米は一日3合あればよい
と言うような感じで欲がとくにない
権勢をほしがったりなどは
上に行けば行くほどの悩みになる
下っ端だと関係ないが
上は下がいるのでどうにかして利潤を生み出さなければならない

そういうわけで
昔のほとんどの侍はサラリーマンと同じだ

浪人で侍は結局今のフリーターとかニートだと思う

とか思ったりした
でも時代が時代なのでフリーターは浪人だとしても
ニートは浪人と言うより元服前の半人前ってところか

さて、感じたまでを連ねてみたが
この話の筋で一番のメインは
たぶんきららの思い人だろう
結局誰とは明白にならなかった
特に興味もなかったし
ただキクチヨは生き残ってほしかった
かっこよかった
馬鹿で向こう見ずだが筋が通っている
一人だと危ないけれど誰よりも優しく誰よりも清らかだ
そんなやつが死ぬ
やっぱり侍だから。
「男をみせろぉ!!!!」
と機械の体は限界を超え燃え尽きる。
壮絶な死に様だった。
ゴロベエはご冗談を!といいつつらしい死に方
キュウゾウもらしいといえばらしい死に方
ヘイハチも「米がくいたぁあい!といって爆死する
どれもらしいと言えばらしい
残りの3人は生き残るも
だれも何も残さず去っていった

原作が原作だけにハッピーエンドは求めていなかったが
もうちょっとハッピーエンドでもよかったよねぇ

アニメなんだからエンターテイメントしないとねぇ



これから何を見ようか

俺の現実逃避はまだまだ続きそうだ

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