嘆息の記録



リュウの道3〜5

2006年04月25日(火)

石ノ森章太郎作品は流れのあるこまわりとかで
読む人に勢いをつけてくれるのが特徴かとも思っている

この作品に限らず
店舗の良い展開で話もどきどきわくわくのみならず
問いかけも行われている

さて、5巻まで読んで思ったことは
人間とは愛
で完結しているところだ

ここ最近いろんな作品を読んだり見たりしているが
答えが愛というのが非常に多い
そして、俺も愛だと良いなあと思う

そしてそれはだれにでもあるべきもので
普遍の愛に限らず特定の人に向けるしかないものもある

作品の中で人間とはっていうことの
問いかけなどたくさんの疑問が出てくるが
主人公リュウとイルカの会話が非常に面白い

精神を共有できるから
争いごとがおきない
人間はできないから勘ぐったりして
やらなくても良いことをやり始める

なんておろかだ

だから、人間みんなニュータイプになってしまって
イルカのように生きていければ
それが一番いい
考えてその日を精一杯楽しく生きるんです

人間みたいに苦労を耐えつつ子孫のために
などという
精神の共有と言う概念
本当の心を誰にも見せることができない
種族としては我慢するしか方法がない、幸せになるには
そうしたら我慢がたまってストレスでまた争い
繰り返しです

とか思っていました

この漫画特に長いわけでもないですが
火の鳥並みにネームが多くまた、描写も結構すごくて
考えるところ多数有り

明日も仕事と言うのを考えると
感想を書きまくった後になると寝るのがかなり遅くなりそうだ

寝よう

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