2002年05月11日(土)
友達の推薦する映画を見てきた。 「ヘドヴィク・アンド・アングリー・インチ」 という映画である。
私が、内容をどうこう言うのは 控えたいので気になった人は 見に行って欲しい。
それよりも重要なのは 「初めて一人だけで映画に行ったコト。」 否、 「初めて見る映画を一人で行った。」
映画館に行くときは 彼氏とか友達とか 誰かしら一緒に行っていた。
よほど、気に入った映画以外は 一人では見に行かない。
なぜ、いままで一人で行かなかったのか?
それは見終わってから気がついた。
エンドテロップ エンドロールが流れ、 明るくなった劇場内。
私は、たくさんの人がいるのにかかわらず 激しい孤独感を覚えた。
いつもなら 手を握って 何も言わずとも だれかそばにいてくれる 安心感のようなものを感じて 映画館を出ていた。
それが
ない。
「・・・・・・・・・。」
倒れそうになる自分の気持ちに 気がついてしまった自分は 急ぎ足で駅に向かって歩いていた。
何かから逃げるように
何もしてない。 なにも悪いことなど・・・。
でも、言いようのない 後ろめたさがソコにあった。
帰りの電車の中。
窓に映る自分の顔を ぼーっとみながら あのときの孤独感を 思い出してみる。
けれど 要因がどこにあるのか、 よくわからなかった。
うーむ。
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