日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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何だかお腹の具合が思わしくなく、一日中本を読んでいました。天気いいのになあ。
■恩田陸「黄昏の百合の骨」 これは、昨日、夜中まで読み耽ってました。一気に読み通さずにはいられなかったので。 それでいて読み終わってみると、重かったあ…と。「ここがどうだった」とか振返るのが難しい。(元来がいい加減な性格なんですけどね) 言葉が悪いんですが、すごくなまぐさいと思う。 物語の展開やあの人たちの世界がなまぐさいっていうのもあるんでけど、もっと根本的に、感情の表し方とか、お互い探り合ってる感じとか。 決して嫌いなわけじゃないんです。正しいことだとも思ってますし。 ただ時々、物語の描写が普段自分が感じ取ってる範囲を超えていて、そんなとき、わあなまぐさいなあと思う。
恩田陸の話は読んでる間が一番面白い、というようなことをおっしゃっていた方がいて、本当にそのとおりだと思いました。 気持ちが落ち着いたらもう一度、また勢いよく読み返したいような話です。っていうか正直、麦の海をもう一度読まないと細部が飛んでる…。 読み返したいなって言いながらも、なかなか二度目の飛びこみは勇気が出なかったり(笑)。
■三浦しをん「乙女投げやり」 面白かったです。一部、よくこれ出版できたな!とか感動したりもしましたが(笑)。某洋画俳優さんに対する熱の入りようとか。 白い巨塔とキルビルとアラベスクが気になってしょうがない。
■A.N.ヴィルソン「猫に名前はいらない」 読みかけ。タイトルで分かるように、猫の話。 思えば、猫一人称の話は結構あるのかもしれませんね。犬一人称より多くないですか?気のせい?
明日は、お腹が落ち着いてくれたら、電車に乗ったり歩き回ったりしたいです。
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