華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜 | ||
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2003年04月10日(木) 春はまた来ぬ。 〜湿った肌〜 |
<前号より続く> ベッドに横になるように促され、俺は仰向けに大の字になった。 大柄なリコは俺に添い寝する。 背の高さがほぼ同じなので、やはり狭かった。 リコの舌が俺の首筋から胸板、乳首へと流れていく。 微妙なタッチでの舌先は、まるで筆先のように俺の性感をくすぐっていく。 「気持ち良いんだぁ・・・」 リコは俺の反応を見て、くすぐるような声で囁く。 俺は頷く。 そして俺の太腿を掌で撫で、すでに勃っている俺自身に触れる。 「元気良いねぇ、もう熱く勃ってるよぉ・・・」 「リコちゃんが欲しいて言ってるよ」 「嬉しい・・・ねぇ、私も可愛がって・・・」 今度は俺がリコを仰向けに寝かせた。 長い濃茶の髪を指で撫で、唇でリコの耳、首筋、そして乳房を軽くなぞっていく。 くすぐったいのか、目を閉じてじっと感覚を受け止めているリコの表情が可愛かった。 俺はリコの小振りな乳首に振れ、軽く摘んで転がす。 途端に熱を帯びた溜息が漏れた。 「お客さん・・・上手だね」 「そんな事無いよ、リコちゃんが敏感なだけだって・・・ここが弱いんだ?」 「・・・聞かないで・・・分かるでしょ?」 反応は分かっているのだが、分からない振りをしてみせる。 リコをさらに深く抱き寄せ、耳を舌先で攻める。 そして乳房を大きく揉み、また乳首を軽く摘んで転がす。 いつしかリコは背を反らせて感じていた。 「まだ胸だけだぜ・・・いつもこんなに反応しているの?」 「・・・いつもは私がしてあげるだけ・・・こんな事滅多にないよ」 軽い喘ぎ声を漏らしつつ、息も絶え絶えに答えた。 上半身を攻めた後、今度はリコの長い足を筋に沿って、指先で軽くなぞる。 その付け根にある、リコ自身にはまだ触れない。 リコは無意識に腰を浮かせ、うねらせていた。 「焦らさないで・・・声が出ちゃう・・・恥ずかしいの」 「いいじゃん、出しちゃえば」 「だって、聞こえたら外から覗かれちゃうよぉ?」 「声、我慢してるんだ?」 リコは一度頷いた。 「ねぇ・・・お願いがあるの・・・」 「何?」 「私のアソコを触って・・・でね、でね・・・」 「その続きは?」 「・・・」 聞こえない程のか細い声で、イカせて・・・と言った。 俺は指をリコ自身に滑り入れた。 その囁きや要望が単なる安い芝居ではない事は、彼女自身が何よりも証明していた。 滴るほどに愛液がしみ出していたのだ。 その愛液のぬかるみを指で触れる。 その瞬間に強く腰を反らせた。 「外が良い?中が良い?」 「・・・外」 俺はリコ自身の突起に指を這わせ、あらゆる角度から擦り上げた。 リコは強く眉間に皺を寄せ、本当に切なげな表情で俺を見つめる。 そして時折目を閉じて、下半身から全身に迫り来る快楽に酔う。 俺はリコの突起を皮の上から指先で擦りあける。 そして奥のぬかるみから愛液を指で拭い、また擦る。 ベッドに敷いてあるシーツ代わりのバスタオルをギュッと掴む。 「・・・どうして?どうして?」 まるでうわ言のように繰り返す。 「何が?」 「凄いのぉ・・・もうやだぁ・・・」 「感じすぎて恥ずかしいんだ?」 「・・・」 自分が感じてしまう姿を愛する男ならまだしも、 一見の男に見られるのがどうしようもなく恥ずかしいらしい。 俺にはリコがとてもいとおしく思えた。 「イキそう?」 強く俺の右肩を掴むリコは、何度も頷いた。 俺は指先の動きを早め、同時にリコの乳首に吸い付いた。 大柄なのでもの凄く強い力だったが、俺はそれ以上の力で組み付いた。 リコは全身の力で身体を反らせ、そして漏れ出す声を押し殺して・・・果てた。 一気に脱力したリコ。 うっすらと甘い香りを放つ汗をかいていた。 そして彼女から抱きついてきた。しっとりと湿った肌が心地良い。 「ねぇ、いつもこんなに感じているの?」 「・・・こんなんじゃ身体が持たないよぉ・・・」 「俺も凄く興奮したよ・・・本当に入れたい位だよ」 「・・・ダメだよ(笑)ここはヘルスだから」 「分かってるけど、感じているリコが凄く可愛くて、さ」 「・・・ダメェ、困らせないでよぉ」 「何で困ってるの?」 「・・・意地悪な人(笑)」 <以下次号> |
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