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■ 季節とマメさの関連
昨日、ひどく風が強かった。 夜になるとびっくりするほど空気が冷えていて、三段階ぐらい寒くなったような気がした。
着々と、季節が歩みを進めてくる。
日本人のマジメさって、何だろうと考えてみた。 マメさとか、キマジメさとか。
日本には季節がある。しかも四つもあって、その移り変わりの間は虹の色みたいにとても細かく変化していく。 季節があるということは、こなすべきタスクが、備えが必要であるということだ。
冬が来るなら長袖を出さなくちゃいけない。あったかいお布団に替えなきゃいけない。 雪が降れば、雪国でたくさん雪が降るとこの人は、除雪をしなければいけない。 その季節にとれる食べ物を収穫しなきゃいけない。 夏になって食べ物に虫がわくなら、それなりの対策をしなければいけない。 湿度の高い梅雨の時期は、かびが生えないように気をつけなきゃいけない。
〜までに〜する、みたいな、期限つきのタスクをいっぱいこなすのが当たり前になってるから、時間とかにもマメだしきちっとこなしていこうとするんだよね。
それに、「しなきゃいけない」事だけじゃなくて、「したいこと」も出てくる。 氷が張るならスケートをしたい人もいる。外が寒いなら中で鍋をしたい人も出てくる。暑いなら水を浴びにいきたくもなる、その季節にしかとれない虫を採りにいきたくもなる。鮮やかにいろづく秋の色を見れば、それを歌にしたり絵にしたりしたい人も出てくる。 きっと娯楽もいっぱいあったんだと思う。だから、娯楽が発達したり大事にされたりしてるのかもしれないと、思う。
季節に応じて、必要なことがいっぱいある。 したいことも、できることもいっぱいある。 それを当たり前のようにこなしていく日本人の、なんと鮮やかなことかな、と思う。
2009年11月03日(火)
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