Spilt Pieces
2006年01月12日(木) 
今、玄関でうちの犬が鳴いている。
くーくー鼻をならして外を見ているので、ちょっと外に出してみた。
するとものすごい勢いでベニカナメのところまで走っていって、はるか遠くを見て吠えまくるの何の。
時刻は午後11時過ぎ。
辺りは閑静な住宅街。
落ち着くまで外にいさせてやりたいのも山々だけど、ご近所の皆さんの安眠も重要事項。
諦めて家の中に無理やり連れ戻した。


言い訳。
コンクリートに爪を立てて抵抗している音に耐えられなかった。
言い訳その2。
首輪をあまり締め付けるのも嫌だったのです。
そして結果。
彼女の好きなササミジャーキーを囮にし、檻の中へとだまし討ちに。


…こういうこと、本当はしちゃいけないって分かってるんだけど。
お姉ちゃんはもう寝たいのよ、と、ぐずる彼女をお風呂上りにしばらく相手していたら、10時半就寝予定を大幅に過ぎ、なおかつ湯冷めしてしまった。
現在日記を書いているのは、半ばヤケだ。
体調がすぐれない上、今日から両親が留守にしている。
薬を飲みながら仕事に行っている、なんて、犬に言っても分かるはずがなく。


お姉ちゃんの言葉、分かってよ。


わうっうーうー、という感じで、まだ唸っている。
視線の先は玄関のドア…というか外。
今日に限らず、最近のあの子ははてさて猫のように見える。
気まぐれで、寂しがり屋で、何を考えているか分からない。
だけどかわいくてたまらない。


犬の言葉が、分かればいいのに。
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