パンドラの箱
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「私は足りてないのかしら」
「そんなことはないさ。価値基準は人それぞれ。同じ事をしても感謝されたり、足りないと罵られたりするものでしょ?」
「じゃあ、私はどうすればいいと思う?」
「ひとりで出来る範囲で考えて実行すればいいだけ」
「それでいいの?」
「そう。そして、あなたはあなたでいつもあなたらしくあればよい」
「私らしく?」
「泣きたいときは泣けばよい。笑いたい時には笑えばよい。嫌なことは嫌と言えばよい。それがあなただと胸を張って言えばよい」
「自信を持って?」
「そう。思い切り跳んだら、着地点で待ってるから。何も恐れないでいいんだよ」
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