パンドラの箱
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それが真摯な想いならば、と。 きちんと向き合って応えるべきだ、と思っていたから。 望むような形は差し出すことは出来ないかもしれないけれど。 それだからこそ、いい加減な気持ちではなく、 きちんと応えたいと願ったものを。
悪いのは全て私で。 壊したのは私のせいで。 最初からあなたが望む形を勘違いしていたのも私で。 否。 わかっていても尚、違う形に変えたいと願ったのが私で。
ならばうまくいく訳がないじゃない。
突きつけられた言葉の真意もわからないけれど。
私を責めて気が済むのなら、責めればよい。 傷つけることで想いを浄化することが出来るなら、斬り付ければよい。 私は決して逃げない。 痛みを受け入れることで、あなたの想いが遂げられるのなら、 正面から向き合いたい。 逃げることは簡単だ。何もかも遮断してしまえばよい。 かつて彼の人が、私にそうしたように。
それでも。 全ての選択は自身で行ってきたのだから、その結果には責任を持ちたい。 だから。 決して逃げないで、痛みを受け入れたいのだ。
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