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恋をすると鬼になる - 2005年04月30日(土) うーん、そうか。 恋をすると鬼になるのか。 まぁ、恋と怨念の関係って裏表の背中合わせだしなぁ・・・なんて思いながら、 本日はようちゃんと 染ちゃん鑑賞。 実は染五郎ファンのようちゃん。 私はりえちゃんが見たいなぁ、と思っていたし、 この 阿修羅城の瞳 は もともと 劇団☆新幹線 と松竹のコラボレーションで 舞台作品だというし、そりゃやっぱり見たいよね。 ![]() ようちゃんの帯を見よ。 ワンコの半幅帯は ワンポイントのブルテリア。 そして、この表情はようちゃんの愛犬 サンタ にそっくりらしい。 今日のようちゃんは、この半幅帯に、ちょっと光沢のある紬。 山吹色の裾回しは、格子の色と同じ。 ようちゃんのお友達情報によると、 映画の 陰陽師 好きならば、 おもしろいと感じるだろうということ。 陰陽師 が特に好きなわけではないけど、 萬斎主演だったということで、DVDも持っている私(苦笑)。 GWのせい? それともこの映画自体の評判がイマイチなのか。 映画館はびっくりするほどガラガラ。 ようちゃんによると、映画評は☆3つぐらいだったらしい。 これ、やっぱり舞台の作品なのよ。 映像は、陰陽師と同じ監督なだけあって、 ここ、陰陽師の使い廻しですか? みたいなところがたくさん。 いや、でもこの映画の醍醐味は、なんと言っても 「染五郎のエロさ爆裂」これに尽きる! キメ台詞が各シーンの終わりにあるんだけど、 まぁ、これが舞台だったらよかったのに(舞台だったんだけどね)! 染ちゃんの顔つきとこのセリフが重なると、 スクリーンの中では 濃すぎるみたい。 今日の一押しのセリフはこれでしょう〜、っていうのがあるんだけど、 文字にするのはやめておこう・・・(苦笑)。 着物姿のお手本にしたい、樋口可南子も、 この映画では、鬼を率いる尼僧姿の鬼女役。 あちゃ〜、引き受けてしまいましたか、この役を。 うーん、もうお芝居するより、着物を着て、 雑誌に出ている方がいいような気がするよ。 小日向文世扮する鶴屋南北が、舞台では花組芝居の加納幸和だと知って、 あーーん、2000年の舞台、見たかった!! それにしても、ツッコミ所満載の映画だったわ。 染ちゃんより、私はやっぱりこっち派↓ ![]() これは、この秋公開の 忍。 このジョーは Joe Cool って雰囲気ですが、 私が楽しみなのは、5月末公開の 鈴木清順監督による オペレッタ狸御殿。 美しさゆえに、実父に命ねらわれる 雨千代 が 狸姫(チャン・ツィー)と恋に落ちる話。 私の着物は 吉野格子の紬 に 猫のアップリケ帯。 この帯には、ようちゃんとのデート中に出会ってしまい、 「らしいよ」の彼女の一言で、連れて帰ってきてしまったもの。 古着リメイク帯である。 帯揚げも猫柄なんだけど、見えないね〜。 今朝は、見せるようにアレンジするだけの時間はなかったよ。 帯の前と後ろに猫5匹・・・家にいるのと同じ数だ。 ![]() ![]() それなりに目にする機会はあったんだけど、 今ひとつ、これなのっ、 っていうものがなかったんだよね。 全く買い物するつもりなどなくて、 とりあえず見ておく?と 入ったアンティークきもの屋さん(灯屋)で、 目に入ったのがこれ。 犬だったら、私が買った というようちゃん。 猫だったから、私が買った というわけ。 首にまいているリボンには、ビーズが水玉柄にぬいてつけてある。 んで、この猫、うちの るっちゃん猫 によく似ているんだよね。 ![]() ベルギー象徴派展を見る。 クノップフぐらいしか、名前を知らなかった。 幻想的中にオカルト的な要素があったりと、 不思議世界ということかしら。 パステル、鉛筆、黒炭、エッチングの作品が多くて、 なるほど、絵の質感は確かに耽美的だった。 ![]() 美術館の外では、ベルギーのビールやワッフル、 レースなどのお店がでていて、 中庭のテーブルは、ビールとおつまみを楽しむ人でいっぱい。 ![]() 今日の着物のバランスはこんな感じ。 帯は手先のところが黄色い無地なので、 横から、ちらっと黄色が見える。 ![]() ミニコリーっていうんですか、この犬種? この半幅帯、表側は草色とあずき色のbicolor。 裏地は草色のみ。 ようちゃんにしては、 渋めの色だと思うけど、 柄がかわいいから、 このぐらいの色味で丁度良い。 特別出演だbow-wow!! ![]() ![]() ちょっとオヤジ入ってます(笑)? いやいや、かわいいです。ほんと。 →並べてみると、ほんとにそっくりだわ。 ようちゃん、この帯はこれから、 サンタ帯 と呼ばれることでしょう。 -
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