くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2002年07月26日(金) センセイの鞄

大事な恋愛ならば、植木と同様、追肥やら雪吊りやらをして、手をつくすことが肝心。
そうでない恋愛ならば、適当に手を抜いて立ち枯らせることが安心。


昨夜・今日とで一冊の本を読み終えました。
「センセイの鞄」という題目の小説です。
ジャンルはたぶん「恋愛小説」だろうと思いますが、
このわたしが毛嫌いせずに読み終える事ができました。
おそらく、若者の先走った恋愛を綴った物ではないからかもしれません。


今日は「お見合いパーティー」と「合コン」のお誘いを受けました。

前者は前々から興味はあったので、
面白半分・興味本位で行こうかなという感じです。
安く御飯が食べられる事ですし。
出逢いは二の次って事で。

後者はちょっと迷ってます。
嫌な思い出がありますので。
かつて、友達の彼氏の友達と合コンをした事があります。
でも雰囲気が物凄く嫌でした。
話の内容が下ネタばかりだったんですよ。
わたしはそういう類の話がもっっの凄く苦手です。
苦手というよりは嫌悪している、のほうが近いです。
気の置けない友人がそういう話を始めたときでさえ仏頂面になるというのに、
初対面の人間の話に愛想笑いなどできるものですか。
わたしは始終無口でした。
「柔軟性がない」だの「古風」だの「昔気質」だの「アナクロ思考」だのと
周りの人間は言うかもしれませんが、こればっかりはゆずれません。
嫌なものは嫌なのだから。

以降、その友達から何度か合コンのお誘いを受けましたが
全てやんわりとお断りを致しました。


まあそれ以前に、今回お誘いを受けた合コンの女の子メンバーを見ると
どう考えてもわたしが一番可愛げのない女の子なので気がひけます。
逆に皆の引き立て役で参加するっていうのも悪くはないかもしれませんが。


今のところ、そこまで躍起になって「彼氏が欲しい」と思ってるわけでもなく。
もともと恋愛下手というか恋愛に不向きな気質なのもので。
「想われる」ことがプッレシャーになっちゃうんじゃ重症ですよねえ。
ずうっと友達で、信頼関係も出来ているような状態でふと思い立った時
「あー。わたしこの人の事ずっと好きだったんだなあ」と
やっと気付くくらい自分の恋心にすら鈍感なのですし。
鈍感というより強情なのかもしれないです。
心が「好き」だと言っていても頭が「いや、好きじゃない」と言い張って、
葛藤した挙句にやっと頭が認める、という感じであったりしますので。


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