いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2002年07月14日(日)  ドレスデン

 日曜日

 ぼんやりとテレビを眺めていたら
 NHKで美術の番組をやっていた

 ドイツ  ドレスデン 
  
 素晴らしい金銀財宝・・・
 蜀台 宝石箱 尿瓶に至るまで
 宝石を埋め尽くし 貼り付けられている
 
 戦争のさなか・・・これらの宝石も疎開した
 疎開という名目で ソ連に没収され
 取り戻すための調印・・・
 王の遺言通り それらは今なお
 欠けるものなく 美術館に光り輝いている
 ・・・・奇跡
 完璧に残っている事自体
 奇跡だといわれているらしい

 蝋燭の灯りにはえるダイアモンドのカット
 時間とお金を費やして手に入れたバロックパール
 当時の技術の限り 最高の材料で作られている
 
 現代この上無い価値のある品々・・・
 残す価値のあるもの・・・
 建築であったり 書物であったり 風景であったり・・・
 昔の人は そこまで考えてその時を生きていたのだろうか
 自分が予想もつかない先の世界に
 肉体は残らなくとも 価値観が残る
 嗜好が残る 権力が残る 
 残された品に託す思い 

 どうしても手に入らなかった永遠の命
 それすら手に入れたいと考えただろうか・・・

 何百年後 価値のあるものって何だろう・・・
 いつになっても変わらずに価値のあるものって
 何だろう・・・
 今 百年先まで価値のあるものがあるだろうか・・・



 私がドレスデンと聞いて まず思い浮かんだ物が
 パッチワークのパターンだった
 細い形をつなぎ合わせると 円になる 
 三角 四角をつなぐのとは違い
 比較的難しいパターンだと思う
 「ドレスデンの皿」
 なるほど あの財宝をイメージした物だったのか・・・
 そんなことがわかって 少し嬉しくなった

 ドイツ ドレスデン
 一生の間に 行く事ができるだろうか
 欲張り虫が 心の中で騒ぎ出す

 見たいものが・・・また増えた




       宝物

 


      ワインのコルク

      透明の石

      当り付きのアイスの棒

      孔雀の羽

      お花の形のボタン

      イチゴの香りのついた紙

      ハート型の紙石鹸


      こういうものが

      大切な宝物だった
 
 
      今の私にとって

      あのころの「心」が

      宝物のように思う





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すずめがね・・・

     お水を飲もうとしたら
     お水の中に 落ちてしまったみたい
     すぐに助けてタオルにくるんで
     様子を見てた

     ぶるぶる震えていたけれど
     次第に羽根が乾くとね
     入れておいた 籠のふちまで
     飛んだの
     !!よしっ 飛べる!!
     そう思って急いで外に出た
     
     そうーっと手のひら開いてみたら
     パタパタパタって 飛んでいったよ
     すぐに近くの枝にとまってね
     濡れた毛の毛づくろいを始めたよ
    
     そしたらちいさなかわいい声で鳴きだして
     どこかの枝からも 誰かが答えているの
     お母さんなら「どこにいるの?」
     恋人なら「速くこっちまでおいで」
     兄弟なら「大丈夫なのかぁ」
     先生なら「まぁ、これからは気をつけるように!」

     「あなたの探していたこすずめを
      今 お返ししましたよ」

     ふかふかになったすずめ
     元気に帰っていったよ
     よかったね
   
     
 


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