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拉致被害者一時帰国、そして故郷へ

2002年10月17日(木)

 10月15日拉致被害者の5名が24年ぶりに日本の地を踏んだ。

 残念ながらというか、やはりというか5人とも例のバッジをつけていたが、思ったより、明るくホッとした。

 静かに穏やかに・・・と言いながら、報道の加熱ぶりは物凄い。
北朝鮮という国が、ベールに包まれた、不気味な国だけに仕方ない事だとは思うが、彼らの言動に専門家と称する人たちが、色々な事を言う。

 この24年間、隠れるようにして生きてきた人々がいきなり公の場所に出され、報道陣に囲まれ、記者会見をさせられ・・・家族と話した個人的な事まで、家族によって公にされてしまって、せっかく祖国へ帰ってきて心休まる日々を過ごす事が出来ているのだろうか?

 今日、東京を離れ、故郷に戻った。
 故郷の懐かしい景色の中で、家族・親戚・旧友たちに囲まれ、本当の意味で、心身共に日本人であった事を思い出して欲しい。

 彼らたちを北朝鮮まで迎えに行ったのが、あの穏やかな口調・物腰である中山恭子内閣官房参与だったことが救いである。
少なくても前外務大臣のような人でなくてよかった。








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