| 2003年12月26日(金) | 
荷造りに追われて日は暮れる | 
  
 明日から、カナリア諸島の島の一つ、フエルテヴェンテュラ(スペイン領)にいく。
   そこはアフリカ左肩の出っ張り部分に寄り添うように点在する諸島の一つ。北回帰線の近くなので冬でも日光浴ができるくらいに暖かい。
   同じ島ではなくても、この諸島へなら毎冬のように来ている。
   うちのお坊ちゃま方は、旅行前は必ずセルフコントロールができないくらいにハイになるので(誰に似たんだか・・・)、今朝から何度も 「いいかげんに静かにしなさい!!!」 とパパとママに地響きがするくらいの雷を落とされている。
   もうただはしゃぐだけで、荷造りなんてママに任せっぱなし。というよりも、夏物を用意しないといけないので、洗った服にアイロンがけをしたり、こまごましたものを出してきたり・・・とママにしかわかんないことばかりだからね。  それにしても一人で全員の荷造りはなんだかんだ大変。
   それから旅行に持っていく本。
  *川端康成「掌の小説」  この本は、たとえ読まなくてもベッドサイドにおいておかないと不安になる一冊。私のお守りみたいなもの。
  *川端康成「伊豆の踊り子」  これは表題作よりも『抒情歌』を好んで読む。旅先にて、親愛なる人への想いを再確認するために。   *「マジソン郡の橋」  映画より原作。すぐにぽろぽろ涙が出ちゃう。お友達もいっぱいいるから恥かしいかなぁ。え、そういう恋愛したいの? なんて野暮なこと聞いてくる人いるかもしれないし。
  *小池真理子「冬の伽藍」  分厚い文庫本。今から読み始めるんだけど、徹夜してでも読んでしまいそう。読み残しは機上で。   
 
 
 
 
 
   クリスマスイブです。
   旅行を控えているので、家族で静かに過ごす予定です。
   家族同士で交換するプレゼントは、ラッピングしてクリスマスツリーの下に置きました。日用品とか服とかだけど。
   サンタさんから子供たちへのプレゼントは、別の包装紙を用意して、明日の朝までにバルコニーに置いておく予定。サンタさんからはポケモンのゲームソフトが欲しいって言っていたけど、サンタさんはネットで注文する時間がなかったので、ママが思いつきで買ってきた寝袋をプレゼントとするのです。
   今、パパは子供たちとテレビゲームに明け暮れています。
   ママはもうちょっとお洗濯をして、旅行の準備に備えます。
   それにしても、誰が地下からスーツケースを取ってくるのでしょうか?  ねぇ、パパ、誰が取ってくるのって聞いているでしょう?
  ↓ リビングからの風景。ワルシャワの空、おっきいの。
  
  
 
 
 
 ただいま帰りました。おぅ、2時ちょっと前。
   パパは会社のクリスマスパーティー。
   子供たちはお友達の家でおとまり。
   ママは忘年会。二次会でマリオットホテルのスカイラウンジからのお帰り・・・。いまからコンタクトはずしてねます。
  
 
 
 
 
 
  画像うまくはいったかな?
  コロコロコミックを読んでる清二です。
 
 
 
 私、先ほど車で大胆不敵なことを成し遂げてきました。やっはっは。
   実は実話、出先からの帰り、大通りへの合流車線(もち一方通行)をバックでそのまま数百m逆行して、何食わぬ顔をして家まで近道をしてきた。
   というのも、家の前の小道(ヴウォダジェフスカ通り)は、ワルシャワの幹線道路(イェロゾリムスキー通り)に繋がるんだけど、それはただ市内への往復方向だけで、例えば今日のように南西の郊外から市内に向けて走ってきた場合、立体交差の下を走る我等のWlodarzewska通りに下りることはできない。
   まだまだこの一帯は未開の地だし、その通りに平行して線路が走っているから、道が寸断されているのも仕方がないんだけど、近くに住む私たちにしてみれば、不便この上ないのだ。
   クリスマス前ということもあるけど、帰宅ラッシュの時間帯は今日もご多分に漏れずあちらこちらで大渋滞。ちょっと買い物に時間がかかって、子供たちの帰宅時間までには家に着けなかった。
   信号待ちをしていると、先に家に帰ったボーズたちから「ママ、今どこにいるの?」と電話があった。  かくかくしかじかで、家に着くまであと三十分ぐらいかかるけど、いい子にして待っててちょうだいね・・・といって携帯電話を切った。
   そこから家までの直線距離は短いんだけど、立体交差から分岐する道がないから、そのまま直進し、カルフールの前の交差点で右折して、公園の外周をぐるりと回って、今度は反対側の大通りに出て、信号を二つ越してから、やっと家の前の道に入ることができる。この時期のこの時間帯。車、車、車で溢れかえり、とにもかくにもの大渋滞。
   そこで思いついた。そこの合流車線を逆行すれば、5分以内に帰宅できる。立体交差を下り終って、迷わず右ウィンカー。運良く車はこない。
   それでも、のろのろとバックで逆行中、出くわした車は五台。そ知らぬ顔して路肩に寄せ、白いバックランプをつけたまま、横を通り過ぎていくのを涼しい顔で待った。
   徐行運転させた他のドライバーさん、交通法規さん、ごめんなさい。    私、もう二度と・・・しません。
 
 
 
       ・・・なーんて宣言できないかも・・・。
   
 
 
 
 朝から小雪。そして今、ドカ雪。  この悪天候の中、所用で街中に行ってきた。  大渋滞で、到着までいつもの倍の所要時間。
   午後からは、学校の個人面談がある。  あーあ、最近のボーズたちの生活を見る限り、学校でだけはきちんとしているというわけではないんだろうな。
   ちょっと憂鬱。  30分後に出かけないと、また渋滞で遅れちゃうかもしれないし。
     
 
 
 
| 2003年12月01日(月) | 
Douglasの紙袋 | 
  
 先日、おっちょこちょい理人がお弁当を忘れていったので、お昼前に配達してきた。水筒とお弁当箱をそこらにあったDouglas(香水・化粧品店)の紙袋に入れて、届けてきた。
   私は全く気付かなかったのだけど、実はその袋、表側はC.K.の香水の普通の広告写真、裏側は半裸の男女がキスしながら絡まりあっている妖しげな写真だったらしい。実際に「おぉ〜!」と心の中で叫びたくなるほどにキワドかった。
   ランチタイム。  中学年の児童9人と担任の先生と一緒に机を寄せ合って食べているらしい。理人の隣は先生。  理人はお弁当が入っていたDouglasの袋を机の上に、つまり先生の目の前に半裸の男女が見えるように置いて食べていたそうだ。    先生は子供たちの前でお弁当を食べながら、否が応でも視界にそれが入ってくる。なんだか落ち着かない先生、見るに見かけて、理人にすぐ紙袋を下に降ろすよう言ったという。  一方、何も知らない理人、何気なく袋の裏側をみると、なんとそこには裸のおにぃちゃんとおねぇちゃん。
   それを見て、理人いきなりクレヨンしんちゃんモード。 「いやぁ〜ン、先生、えっちぃ〜」 などと大声をあげ、先生赤面、男の子興奮で、そのあと教室で大騒ぎになったようだ。
   その日、帰宅した理人、 「この袋を持っていくと、みんなも恥かしがるから、今度は違うのにしてね」 といってきた。
   私もすぐには気付かなかったので、裏をみてびーーっくり!!!  いやはや子供にこんなものを持たせるなんて、なんて母親なんだ・・・。  それにしても、こんな写真の袋、担任の先生もさぞかし気まずい思いをされたに違いない。
   あー、先生、申し訳ございません。全て私の不注意でございました。  紙袋の表側に、「理人・お弁当」と大きなメモ用紙を張り付けたせいか、そこにばかり目が行って、裏側まで神経が回りませんでした。あー、そんな弁解通じないか・・・。
   しっかし、ダグラスの広告もきわどすぎるぞ!   ダグラスのみならず、巷に溢れる広告全般に。  街中の看板なんか子供も目にするって言うのに。  でも、溢れすぎているからか、かえって感覚が麻痺していると言うのも実情。だから今更取り立ててなんとも思わなかったりもする。 
   でも、こんな出来事、日本では考えられないことなんだろうな・・・。  教育の現場ではなおさら・・・。
   今回は私、ちょっと、無神経過ぎました。ふかーく反省・・・。
 
 
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