mixiやってマス
ほのぼの日記
─ by chicker ─
最近は専らフジファブリックとthe pillowsのライブ参戦記録と化しています。

2001年09月28日(金) 8才の私

今日、家に帰ったら、車があった。
姉が実家から乗って帰ってきたのだ。
とりあえず1年ほどは、私もこの車を運転するんだ。
お父ちゃんごめんよ、しばらく借りますね。

うきうきしながら部屋に入ると、
姉がにやにやしていた。
なんやねん、と思っていると、
いそいそとカセットテープを取り出し、
CDラジカセにセットし、スイッチをオン。

そこから流れてきたのは、8才の私の声だった。
はっきり言って、かわいい。自分とは思えない。
「こぎつねこんこん♪」とか歌ってる!ハハハ!
しかし声は全く違うが、喋り方は今と一緒だ。
なんかテキトーに喋ってる。もっと声張れよ!って感じ。

このテープは、私が二十歳になったときに聞くためにとっておいたもので、
私はすっかり忘れていたが、姉が実家からもって帰ってきたらしい。

今年の誕生日は色々な人に祝ってもらたけれど、
8才の私にまで思い掛けないプレゼントをもらってしまった。
お返しはできないけど、8才の私に恥じないように生きようと思ったよ。

ふと、カセットテープのケースを見ると、一枚の紙が入っていた。
中学の立志の作文がこんなところにはさんであった。
成人式にもどうせ読むけどね。
内容は、8才の私とはかけ離れた、ちょっとひねくれたもの。
「立志の作文」ていうのとはちょっと違った、
私の失敗談がかいてあった。

いや、笑い話にはならない、深刻なものだけど。
「このことを忘れないようにしなさい」
って書いてあった。ハイハイ、どうもありがとうよ。
でも、私はそのことはまったく忘れられないでいた。
だから逆に、忘れなくてもいいんだ、と、ちょっと気が楽になったよ。
私の人生の中で、汚点として残るけど、
それがあって、今の自分がいるのは確かだし、
いつか、乗り越えられることがくるように頑張ろう。

今日はカレンダーには何の印もついてない日だけど、
思い出深い日になったと思います。

今日の一言:いつまでも小さいイヌ

8歳の私が飼いたかったペット。
小さい頃から打算的な物事を考える子だったのね。


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