【復活!】ダイエットなDIARY
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超音波(エコー)検査の日だった。 昨日午後7時以降絶飲食で受けに行った。
痛みのない、無害な検査なのだということは調べて知っていたが、昨夜は緊張のためか眠りが浅かった。 おまけに朝の8時ごろ近所で事故があったらしく、なんだか騒々しい。 検査は10時半からだ。 その後、二度寝したのはいうまでもない。 で、朝の起きたら10時05分。 やべっ!
飛び起きて、大急ぎで支度をし、車で国立佐倉病院へ向かう。 エチケットなのでとりあえず歯磨きだけはしたが、頭はボサボサで髭もそっていない。
病院に着くと、受付は通さずに直接検査室へ。 時計を持っていなかったが、おそらく予約時間の5分過ぎほどだったはずだ。
待つほどもなく、名前を呼ばれ検査室に。 この前の女医さんである。 白衣だ。 わーい。
・・・などと喜んでいる場合ではない。
一昔前のPCのような無骨な機器が超音波検査のためのものだろう。 白黒のモニターがついている。 その脇にはベッドが。
上着と靴を脱ぎ、仰向けに横たわる。 女医さんは、Tシャツをまくりあげ、オレのGパンのウエストのボタンを外し、すこし引き摺り下ろした。 その上は、タオルで覆う。
すると女医さんは、裸の腹とわき腹にゼリー状のものをせっせと塗り始める。
うう。 はじめての感触(笑)。
・・・などと妙な反応をしている場合ではなく、検査が始まるのだ。
ゼリーを塗った腹部に、ハンド・スキャナーのようなものを当ててグリグリする。 息を吸ったり、止めたり、横を向いたり、いろいろな体位(こらこら)を要求される。
モニターを被検者のオレにもみせてくれた。 完全な、というか、見事な脂肪肝だった。 通常、健康体の場合には肝臓は黒い陰影として浮かび上がるのであるが、オレのはその一面に白い筋が入っている。 無数の細いひび割れが肝臓に入っているような画像だ。
かなりイっているらしく、他の医師も見に来ていた。 彼らの会話は、「完全な○▲□だなあ」「ほう」「ううむ」「いや。それは■△●だろう」とかいっている。 それは英語でもドイツ語でもなく、記号と数字を組み合わせた何か専門の符号だ。
しかし、今にも崩れ落ちそうに一面にひびの入った自分の肝臓はけっこうショックだった。 もちろん、それはひびではなく、脂肪なのであるが、画像として見せられるとかなりへこむのである。
ヘコんでそうな顔のオレに、「他の臓器には異常は見られないから」といってなぐさめてくれた。
完全な内蔵型肥満だそうだ。 それに前回の血液検査によると血液中のコルステロール値が300を超えているらしい。 完全に高血脂症の数値だということで、エコー検査の次に、また採血された。
もっともショックだったのは、これまでのウォーキングや摂生にもかかわらず、異常値がでたということだ。くそう。
帰りに、大き目の書店で中性脂肪に関する本と、『1200kcal簡単メニュー』などを買って帰った。
本を読んでさらに落ち込み、簡単メニューはちっとも簡単ではないのでさらにもっと落ち込む。
脂肪肝、肝炎、肝硬変・・・。
頭の中で無気味な言葉がエコー(笑)している。
で、今はもう立ち直った。
女医さんの話では、運動療法と食事療法、それに断酒だそうだ。 もっとも、ウイルス性の場合もあるから、今日の血液検査の結果を踏まえて、12月1日に診察を受けることになっている。 ウイルス性でなければいいのであるが。
くそう。 こうなったら、徹底的にダイエットだ。 20代の身体にもどすゼ!
今日は休んだが、明日から地道にがんばろうと決意したのであった。
そんな、エコーな一日。
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