橋本裕の日記
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2007年12月18日(火) 縁は異なもの

 先週の土曜日、看護師をしている長女が彼氏をつれてきた。食事をした後、全員で居間のソファーの方に移った。そこで彼が少しあらたまって、結婚を許してほしいというふうなことを切り出した。傍らで、娘が少し涙ぐんでいた。

 あらかじめ娘から話は聞いていたので驚かなかったが、さすがに私も緊張した。もう5年越しの交際である。二人とも大学を出て、しっかりしたところに就職し、二人の相性もいいようだ。私たち夫婦に異論はない。

 二人が知り合ったのインターネットだという。当時娘は三重で、彼は広島の大学生だった。遠距離でチャットをしたり、ゲームをしているうちに仲良くなったようだ。大学を卒業すると、彼は名古屋で就職した。それが2年ほどまえのことである。

 これまでも何回か家に来て、一緒に食事をしたりして、私は誠実な青年だと思っていた。妻も彼を気に入っていて、二人の結婚に大変乗り気である。馴れ初めがインターネットというのが気にかかったが、娘もなかなかいい青年を選んだものだなと思った。

 年末には島根から彼の両親が挨拶に見えるという。すでに一宮の駅近くのマンションにすむことにして、手付け金も払い込んでいる。その物件をまずは一緒に見ることになりそうだ。できれば来年の1月末にはおのおののアパートを引き払い、そこで一緒にすみたいようだ。

結婚式は少し遅れて、来年の7月に新婚旅行もかねて、ハワイの教会でするつもりらしい。「おれたちも招待してくれるのか?」と冗談半分に訊くと、娘が「ええと、旅費くらいは……」と困ったような顔をしていた。

 来年は妻と二人でセブへ行き、ダイビングの資格をとろうと考えていた。これを変更して、ハワイでダイビングということになりそうだ。来年の夏が楽しみである。

(今日の一首)

 結婚の日取りも決まり肩寄せて
 微笑むふたり月も微笑む


橋本裕 |MAILHomePage

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