橋本裕の日記
DiaryINDEX|past|will
2008年01月26日(土) |
還暦近づき童心に還る |
私はあと3年ほどで60歳になる。いわゆる還暦である。人間はこの年を境にして、しだいに心が若返っていくらしい。ふたたび青春時代、少年時代、幼年時代を味わえるわけだから、こんなに楽しいことはない。
子どもの頃はいろいろなことにたくさんの好奇心を持っていた。ところが社会生活をするうちに、利害や打算ばかりに心を占領されて、次第にそうした純粋な心がやせ細ってしまう。これは生活していく上で仕方のないことでもある。
今の時代、60歳になって停年を迎えても、年金生活に安住できるわけではない。しかしそれでも、これまでのような忙しさはなくなる。世俗のしがらみからも解放されて、童心をとりもどすゆとりもできるだろう。そう考えただけで、こころがわくわくする。この年まで生きていてよかったと思う。
最近は散歩をしていて、よく童謡を口ずさむようになった。これもこころが若返りしている証拠かもしれない。孫でもできたら、一緒に手を繋いで散歩をしながら、「夕焼け小焼けで、日が暮れて」などと、唄ってやりたいものだ。
|