Makkie!の日記
DiaryINDEXpastwill


2001年10月26日(金) 激突(第二幕)

眠れぬ一夜を過ごし、朝になった。
今日は今日で、免停の件で警察庁に出頭しなければならない日だった。
幸い、午前中は仕事に行かなくても良い。
髪でコブを隠したが、目の上がボクサーのように蒼く腫れている。
こんな日に警察出頭なんて、僕はとことんツイテナイ。

案外アッサリと警察での用事は済んだ。非常に事務的な応対で助かった。
何人も僕と同じ境遇の人間が集まっていた。警察職員も日課をこなしていた。
とても早口なので、これまでに何度も何度も同じ台詞を語ってきたのがわかる。
感情がこもってなくて、非常によろしい。この分で講習も済むといいのになぁ。。。

さて、このお岩さんを隠すにはどうしたら良いか考えた。
先ず思いついたのが眼鏡!
市内のホーマックや眼鏡屋をドライブがてら検索、店に入っては伊達眼鏡をかけてみた。
ホーマックのような店なら眼鏡もかけ易いが、一般的な眼鏡屋さんは客が一人もおらず、店員だけが
じっとこちらを3人がかりで見つめる。眼鏡屋さんって、どおしてあんなに空気悪いんだろうか。。。
僕は視力がとても良いので眼鏡は必要ないので解らないが、そんなに需要があるのだろうか、と、
いつも思う。2万円の眼鏡が一日どれだけ売れれば、利益がでるのだろうか?
不思議な世界である。
遺伝的に、僕は老眼が早いと思う。もう、そろそろと、言っても良いかもしれない時期だ(真剣泣)
しかし老眼鏡は安くて助かるなぁ。ダイソーでも売ってたくらいだ!

結局眼鏡は良いものが無く、他の方法を考える事した。
他の方法とは・・・・・さんざん考えたあぐね、何故かダイソーに行く(笑)
ダイソーは人生のヒントをくれる場所だ。何か迷い事があったら僕はダイソーに行くことにしている。
そんな訳で100円ショップ店内を徘徊していると誠に良いものを発見した!

「化粧品コーナー」

・・・そう、「ふぁんでーしょん」を思いついたのだ!
この何やら肌色の粉で隠してしまえば良いに違いない!そう思った僕だが、当然、化粧などというものは
やったことが無い!マッタクもって無いのであった!
仕方なく、女性の店員を呼び、状況を説明し、選んでもらうことにした。

が、その女性店員ったら、僕がこんなに恥ずかしそうに聞いているのに対し、嘲笑しながら「ワカラナイ」とぬかしやがる!
「あ、そうですか、すんません」と答えたが、顔から炎が噴出しそうであった。おまえら化粧しろよ!(←逆ギレ)
結局、他の客が僕を見ていない瞬間を見計らい、素早くふぁんでーしょんを買い物カゴに入れ、他の商品の下に隠した。

出来るだけ平静を装いながらレジを通り、職場のトイレの個室でとっても慣れない手つきで作業。
しかーし、塗った部分だけ白くなっている。これを補正するには顔全体に散布しなければならず、それはヤバイので
諦めた。嗚呼、忙しい!!!!

そして仕事の時間になった。
僕はできるだけ髪の毛で誤魔化し、俯き加減で職員と顔を合わせないように心がけた。

・・・・・・空しい、誰も気がついてくれない。

おれってそもそもお岩さんの様な顔つきだったのか?
気がつかれてイチイチ嘘の説明をしなければならないのもウザイが、誰か気がついてくれても
いいんぢゃないかい?寂しいよ、あまりにも・・・・みんな・・・・・。


Makkie! |MAILHomePage

My追加