今夜の月は怖いくらいに美しく大きい手を伸ばせば掴めてしまいそうなくらい月の三丁目に住んでいるうさぎさんと通信しようとするが惜しくも「電波の届かないところに・・・」なんてアナウンスが流れたりとにかく月に魅了されて頬をなでる冷たい春の風がおとなしく耳元でうなるなにかどこかいつか私が行くべき場所があるのかきっと、きっとどこかに遠くても近くても私の存在する意義がひっそりと隠れているはず今はまだみつけられていないけれどうさぎさんからヒントをもらうため明日も通信に励む+