TENSEI塵語

2009年03月27日(金) 再任用制度なるもの

年金の支給が65歳からになったことに伴い、
60歳で定年退職した後で再任用を希望すれば仕事できることになった。

年金をそんな風にしか支給できなくなった以上、
再任用制度に反対するのも酷なことなので、
しょうがないなぁ、、、と思うしかないのだが。。。

(そもそも、年金の運用を誤って資金を減らしてしまったのが悪い。
 そのことに対する反省も詫びもなく、
 責任もって補填する努力も何もない。
 定年退職後はちゃんと年金で暮らせるようにしてくれなきゃいけない)


3〜4年前から私の職場にも再任用の教員が配置されている。
勤務時間は正規教員の半分だから、2人1組で配置される。

この2人も正規教員1人分として数えられるから、
現場はたいへん迷惑である。
時には、正規教員と同じ気持ちで働く人もいるかもしれないが、
今のところわが職場で見る限りでは、まったくご隠居気分である。

退職の2〜3年前から、そう年寄りに働かせるなよ、てな具合に
できるだけめんどうな仕事は避ける人が多い。
そういう意識の人が、小遣い稼ぎみたいに再任用されたら、、、
勤務は週に2日半だから、ますます中途半端な意識になるのだろう。
しかも、1年契約で、次の年度は別の職場で採用に決まってるから
なおさら一時的な腰かけのような気分になるのだろう。

はっきり言えば、職場には邪魔だ。
再任用分、もっと若い教員を採用してやってほしい。


年金問題が、教育現場にも迷惑をかけているなんてねぇ。。

もちろん私は再任用なんてご免である。
定年まで仕事を続けるかどうかも自信がない。
もともとそう思っていたが、あのご隠居たちを見ているうちに、
ますます遠慮しなきゃいけない、という思いを深めた。


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