TENSEI塵語

2009年04月16日(木) 心地よい女刑事!

昨日の9時からの「臨場」は、原作のイメージとの違和感もあり、
もう2〜3回見てみないと何とも言えないな、、と思ったのだが、
今夜の10時からの「BOSS」はよかった。


「臨場」はタイミングが悪かったかもしれない。
先日までやっていた「VOICE」の二番煎じみたいな印象になったし、
「VOICE」が、視聴者を泣かせることにこだわってたのに対し、
その死にまつわる人情よりも、
現場の真実を追究する検屍官の思いが主眼になっている。
それもいいのだけれど、特異なキャラを描こうとする演出が、
いろいろな雑音も生み出していて、展開がいまいち。。。


今夜の「BOSS」は、「相棒」と似たような部署の話である。
キャリアを捨てた女刑事が、数年間のアメリカ研修の後、
帰国して警視庁の特別部署のボスとなるが、
集められた部下は、各部門の余計者ばかり。。。
最初から、不要な部署の烙印付きで、邪魔物扱いされる。

しかし、快刀乱麻のごとき推理と、てきぱきした捜査方針、、、
最後は、心理学的な裏付けのある取り調べ、
さらには、刑事として演技力を駆使しての大逆転。

「相棒」のおっとり落ち着いた緻密な推理の魅力とは違う、
スピード感のある、緻密な推理と作戦の魅力である。
今後の展開がとても楽しみなドラマである。


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