2009年04月24日(金) |
地球温暖化対策への疑い |
このところ、、寒い。 寒いといっても、重ね着・厚着をしても震えるなんてほどじゃないが、 この季節の常識的な衣服では寒い、って感じだ。
なぜ? 温暖化じゃないの? そういえば、先月の今ごろも寒いって言ってたような。。 先月の中旬ごろが妙に暖かかったんだったかなぁ。。
で、去年の洞爺湖サミットのころに聞いた、 温室効果ガスの排出量の取り引きの話を、胡散臭い思いで思い出す。 京都議定書で定められた各国の削減目標について、 排出量を超えてしまったら、排出枠内に抑えることのできた国から、 排出権を買い取ることができる、というので、 それがビジネスのようになっているという話であった。 地球全体の排出量を減らすために苦肉の策なのかもしれないが、 本当に減らす気があるのか、なんて思ってしまうし、、、
そもそも、排出量なんてどうやって計るのだろう??と、素朴な疑問。
先進国は減らさなきゃいけないが、途上国は増やしてもいい、 なんてのもおかしな話だし、、 排出権の売買なんてのもおかしな話だし、、、
そもそも、京都議定書は、08〜12年の5年間の排出量を、 先進国全体で、90年の排出量より5%減らすことを目的としたが、 たった5%の削減を、5年間限定で行うことが、 これから何百年も懸念されるはずの地球温暖化にどう貢献するのか、 ずっと不思議だった。 −5%で地球が救えるのだとしたら、5年間じゃなくて、 永久に−5%を続けなきゃいけないのでは、、? という素朴な疑問。
それに、08年〜12年の排出量を、 日本の場合だと1990年の基準値の−6%にしなきゃいけないのに、 07年の日本の排出量は、90年の+8.7%だという話だ。 京都議定書から10年間は準備努力期間ではないのか?
しかも、今年に入って、休日の高速道路1000円均一策である。 大いに車に乗って、ガソリン使いまくりなさい、という政策である。 電車などの割引にすべきではなかったのかと思ったり。。。
そんなことを、曖昧な知識をもとにごちゃごちゃ考えていたら、 何かしっかり読んでみたくなって、図書館(学校の)で探した。 あんまり入れてないんだなー、、、うーん、、、と、 「地球温暖化論のウソとワナ 史上最悪の科学スキャンダル」 という本があった。 探してたのはこういう本ではなかったんだけど。。。
どうやら、極めて乱暴にまとめてしまうと、
地球の気温は主に太陽の活動が決める自然現象で、 人為による影響などは微々たるもので、 実際、太古から地球は温暖化と寒冷化を繰り返してきた。 現在の地球温暖化自体、温暖化なのかを疑うこともできるし、 人間の営みによる環境破壊だと訴えて提案されている改善案には、 さまざまな問題があると挙げることもできるし、 それによって利益を得る人がいるから喧伝されてるだけだ。
というような趣旨らしい。
さまざまな疑問を胸に、しっかり読んでみなければ。。
(実際問題、国としてあまり真剣に取り組まれてないのは、 ガス削減が効果なしということを、為政者も認めてるからかも、、 なんて疑いも生じてしまう)
かつて、ダイオキシン問題の時に、 大げさだ、騒ぎすぎだ、と腹立てたこともある私としては、 何か共通したものを感じ取ってしまったので。。
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