妙な言い回しも、1回だけたまたまだったら忘れてしまうのだが、 (自分だってうっかり間違った表現することもあるし、、) 繰り返し聞かされるとイライラが募る。
朝のラジオの、某パチンコ店のCM。
「楽しく遊べるなら、こしたことはない」
1度目は、は?? 2度目は、おい! 3度目は、あの。。。 ・・なんて具合に違和感が募ったのだが、 毎朝出勤のたびに聞かされてるうちに、イライラしてくる。
CMを作るために、何人かの人間が関与してるはずなのに。。 放送局も、こんなのは使えない! と断固作り直させるべきだ。
ところが、学校でもこんなことがあるのだ。 職員会議や毎朝の連絡会で、
「置かさせていただきます」 「配らさせていただきます」 「言わさせていただきます」
なんでわざわざ「させ」なんて、、??? ら抜きよりもさ入れの方が罪深い気がする。 こんな言い回しを、何人かの主任が多用する。 何度も聞かされると、そのたびに耳の痛い思いをする。
新種の丁寧表現なのだろうか?
「後ほど机上の上に配らさせていただきます」 なんて言われると、実にご丁寧ながら、耳には二重苦である。
大学時代のフランス語会話の時間に、 我々が誤った表現を使ったり、発音が正しくなかったりすると、 フロモン先生が、右手に杖を持っていながらも、 両手を両耳にあてて、大げさそうに耳が痛いことを訴えたものだった。 悩ましい言い回しを聞くたびに、あのフロモン先生の姿をふと思い出す。
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