21世紀猫の手日記
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2001年06月28日(木) |
患者さん連れて他科受診 |
精神科総合病院(笑)であるZAZAの職場は、歯科はあるが眼科はない。 内科はあるが整形外科はない。「自分とこの患者を連れて他の病院を受診する」というのは、よくあることだ。
何で一緒に行くかというと、前の職場の場合は、病院から出て酒飲みたいなーという、誘惑に負けそうな人についてゆく事が多かった。自分で会計もできる人々だ。今回は、精神薄弱の人に付いて行った。彼の場合は、一人で行くとおそらく道に迷ってしまうし、タクシーも拾えないだろう、という感じなのだ。 彼は素直で明るくて、採血にも耐え、ニコニコしてバイバーイと、皆に手をふてZAZAと一緒に帰ってきた。外来の看護婦さんたちにも「ね、精薄の人はかわいいでしょ」などと、陰で言われていたようだし、好感度だね。
・・・そうじゃない所もある。(笑)露骨に「精神科が来たー」と、嫌がってるのがわかる病院もあるのだよ。そういう所は、「感じ悪いわあ、あそこ」と申し送られているのだ。
看護婦のAさんが、患者さん(車椅子)とケースワーカーと共に行った銀行は混んでいた。その患者さんは、人相が悪く、「今にも暴れそう」な見た感じなのだ。患者さんの通帳の手続きにいったのだが、待つのが嫌なAさんは、整理券を摂った直後窓口へ行き、銀行の姉ちゃんにこっそりと「すいません、あの方精神科の患者さんで、あんまりじっと待てないんです。いらいらすると、おもらししながら走り回るんです」・・・・と、言ったら待たずに済んだそうだ。 ・・・・そりゃ反則だよAさん。(笑)しかし、「精神科だから」と、あちこちで患者さんが、差別されたりすると一番怒るのもAさんなのだ。
zaza9013
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