ねろとおーちゃんの日常...ねろ

 

 

実はいいやつ - 2004年07月23日(金)

深夜まで、キャンプ参加予定の友達のママたちと、
参加・不参加の相談をしていて、
じゃあ今回はやめておくか、という話になったんだけど。
一人のママが、「やはり朝起きてきたらもう一度娘の意思を聞いて、それから結論をだす」
と言い出し、私もそうしようかな、と思い始めた。
いろいろ相談するなかで、先生が少なくて学生たちに娘を預ける心配はないか?
という話ももちろんあった。
その中で、娘の意思を・・といったママの(信頼の置ける、先輩ママなのだ。)
学生もいるけど、ほぼ免許を持った人や主催のスポーツクラブの人が先生のサポートにくるらしい。
それに、同行する先生はベテランばかりで、その3人の総括で子供50人の面倒は十分だよ。
という言葉に、とても安心したのだ。
学生だけじゃないんだ、というところでほっとした。
実際のところ、もちろん危険は皆無ではないけれど、
おーちゃんが行きたいというのなら、
娘を信じて行かせてあげようという気持ちになった。

で、朝になり。
おーちゃんにもう一度状況の説明、一番の仲良しちゃんは行かなくなったこと、
それを踏まえておーちゃんの気持ちはどうか、ということを聞いてみた。
「仲良しちゃんが行かないのはさびしい。でも、おーちゃんは行く。
先生がいなくても夜眠れるし。大丈夫。
でもお友達が誰も行かないんだったらやだな。」
とおーちゃんは答えた。
ならば、と先輩ママに電話。
「すーちゃんが行くならおーちゃんも行くって行ってるんだけど。。。」
先輩ママの娘、すーちゃんも、行きたいんだけど、仲良しが誰も行かないんじゃさびしい、
とまったくおーちゃんと同じ気持ちだった様子。
そこで、電話口に二人を出し、『すー・おー対談』をさせてみた。
『おーちゃん?おーちゃん、キャンプ行く?』
『うん、行く。すーちゃんは?』
『うん、行くよ。』
電話からもれてきた会話はなんとも簡単なもの。
でも、親からの伝え聞きではなく、きっと本人同士の声で確認して安心したのだろう。
ということで、おーちゃんとすーちゃん、
そしてそれにつられて仲良しがもう一人、予定通り参加することとなった。
みんなで助け合って、楽しんできてくれればいいな。

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さて、今日は私の母と私、そしておーちゃんで
ポケモンの映画を観てきた。

今まであまりポケモンには興味がなかったのに、
今年はなぜか映画を見たい!と言い出して、
前売り券を家族分買っておいたのだ。
夫は昨日からまた出張で1週間不在なため
代わりにばあばを連れて行った。

12時から上映の回に並ぶ覚悟で10時過ぎに窓口に着いたのだが、
「今の回でもお座りいただけますよ〜」とお姉さんに言われ、
ちょうど本編が始まるところだということで
並ばずして観てしまうことにした。
さすがにど真ん中のいい席というわけにはいかなかったが、
そこそこ後ろ目の席で、十分楽しむことができた。

裂空の訪問者デオキシス。
CMやらポスターやらで垣間見ていた姿で、
勝手に悪者だと思っていたのだが、
なんと実は案外いいやつ。
デオキシスと戦うレックウザという龍みたいなポケモンも
悪いやつではないらしい。
どうやらお互いに誤解しあって(?)戦っている模様。
それで街を破壊されちゃたまったものではないが、
とにかく悪気はないらしい。

でもさー、あの目つきだし、「裂空の訪問者」だし、
僕は悪いやつでーすって言ってるようなものだ。

しかし、おーちゃんは
その他の登場人物の友情や成長を見て感動したり、
ポケモンたちの危機にハラハラドキドキしたりと
親としてはうれしい反応を見せてくれた。
映画って、こういうハラハラドキドキや感動が味なので、
ポケモンといえど十分立派な映画なわけだ。
かれこれ10年くらいになるのかな。
息の長いアニメだけはある。

そしてもうひとつ。
映画を観終わってのおーちゃんの感想。
「デオキシスってさー、悪いやつかと思ってたらさー。
実はいい人だったんだねー。人は見かけによらないんだねー。」
そう、そうなのだよ。おーちゃん。
人は見かけで判断してはいけない。
見かけは悪い人でも、心は温かい人だってたくさんいるんだ。
逆のパターンだって、こんな時代だから少なくないだろう。
そういうことに気づいてくれただけでも、
映画につれてきてよかったと思う。

デオキシスは人じゃあないんだけどね。




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