ハッピーステップ
泥沼生活から、這い上がった軌跡(日記のはじめのほう)を書いた後
最近では、日常の感じた事をつらつらと、不定期に更新中ですm(_ _ )m

2003年08月11日(月) 第10章 心ない人

数ヶ月、そんな日々の繰り返しだった。


まさに、快楽の日々。

お恥かしい話ながら、だただた、その快楽を楽しみに生活していた
と言っても過言ではないだろう。


いつ誘われてもいいように、会社のロッカーには、
いつも着替えを常備するようになっていた。


その快楽を中心に私たちの関係は、続いた。
まだ若かったこともあって、先のことなど、全く気にならなかった。


会社の同僚は、私たちの関係に薄々気付き始めていた。
ただ、確信はなかったのだと思う。



私は、仕事では、認められていた。
そんな生活の中でも、仕事だけは、全力をそそいだ。
 

私を蹴落としたい心無い人がいた。 


私のスキャンダルを利用して、なんとか蹴落としてやりたい。

そんな風に思っていたのかもしれない。
そのためには、確信がほしかったのだろう。



ある日、その心無い人は、私を試すように言った。
「みかちゃんって、中村さんのことずっと好きだったらしいよ〜」
そう言って、私の顔を覗き込んだ。


みかちゃんと言うのは、彼の所属するブランドで、
彼と組んで仕事をしている女の子だった。


私は心を見透かされないよう、社内の噂話に驚くただの同僚を演じた。
「え〜!そうなの!!中村さん結婚してるのに〜〜!!」



そうそう簡単に尻尾をつかまれてたまるものか。



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