鮎見時子の日記
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2005年07月17日(日) 実家の家族関係などなど&トリイ・ヘイデンの新作感想〜乖離の話

実家で弟が、彼女と同棲をはじめた。
20代じゃない弟39さい、彼女、41・・・
なんか・・
私の立場小姑になってどうも自分なら理解不能。
だって一度も確かに実家は昔の家というか以前は
会社の支店事務所なんかもおいていた
1階3DK2階4LDKしかも2階のリビング、
(茶の間ってほうがふさわしい感じのつくり)14畳
昔の江戸間サイズ。。
なのでまあかなり大きな家で
風呂と洗濯だけ1階で共用以外2世帯だけど、
でも私としては一度もあったことがない他人
(うちの母)の家で生活するなんて想像が
なんでそれがいきなりできりるか謎・・・

自分が親で息子がそんなこというのも実行するのも
なんで〜?って拒絶してそう。。

でも姉の私立場は口をだすことでもなく・・・

ってうちに先週から引越ししてきたんだけど
(東京にしばらく2人でいた)

妙に弟に顔も喋り方も似た彼女。。。

基本的には弟は偏屈以外は
私よりまともでだから選ぶか彼女も
まともというかセンスはあるんだろうけど

母いわく、1階自分で一回も掃除したことなかった棚まできれいにして
使って
えらい。。って

なんていうか嫁と思わない方が
割り切りあっていい関係のようです。
いまのところ・・

この先ずっといるかどうか不明というか
将来的には2人で夜型飲食店やるつもりみたい。
3年前その気になったんだけど
契約しようと思ったテナントがあったけど
契約の途中で話こじれパス・・・で、
しばらく東京へ・・・って感じだったみたい。
東京行く時点では彼女の契約した家に
同居する話は弟言わないでいて
戻ってくる話になってそれ。。。

でもこれあの家の話というか
実家大きいし私は今はいいにしても
母親年とってあんな生活危ない
やらたと立派な神棚と仏壇。継ぐ気は私はないし。
生きてる間に親に整理してもらいたい・・とか
いったら
なに其れ??って
弟と喧嘩したまあいまはそれ
お互い触れないけど
彼なりに家にいるのも親孝行って感覚の
意思表示もあるんだろうな〜って気がしてる。

あの生活母が気に入って自分で真面目にやってるのに
そんなのないっていう。。

まあ立派というか男が考えそうというか
実際の老い、介護ってこと、
まだ考えたくないけど、あの家であの延長でなんか
私の能力ではやれないやりたくない両方。。

今も気持ちは変わらないけど
今の現実じゃないからま、このはなしの決着は今は
ないというか・・・

で、同居人になった彼女の話に戻るけど

実にまめというか。
さすが弟というか私の血族の延長・・って感じ。

つくづく
血縁遺伝子の法則。。
キャラってバランスがあって
のほほん系ばかりだと一人は必ず
しっかり者、
逆にまめまめばかりだと
一人はぐうたら。。?

実家の血族で私だけなんだよね・・・
いい意味のこまめさ全く欠落して
こんなゴミ箱屋敷にしてるの・・・

・・・・・と
客観的な事実ではいえるけど
大問題はその法則のポケットな本人が
これを言っても
その苦悩は理解されないし
顰蹙買うしそんなの本人の意志の問題。
あるいは人のせいにするなから・・・


マイナスのエアポケットちゃんには
家族関係からある種その役割り身につけさせられた面もあるし、
自分のことをこう表現するのもなんだけど
(客観的に同じ状態の人をみたらそう思う今の私は
思う)
実際もともとのキャラの素因で
私で言えばまめじゃないとか
生活習慣身に付けるのすら苦手ってマイナスは
だからこそ適切な養育があったら今の私は違っていて、

といってもそれを
今更どうこういう気はないというか
今の私はとにかくむちゃくちゃに基礎から
積んだ不安定な欠陥住宅とでも言うか
家なら引っ越せるけど心はそうじゃない
この家なりに補修して住むしかない
その補修という部分がまたどうやって?っていう
問題があるわけだけど

困ってることさえ説明不能。。。

語って聞かされる大半は
全然私の家の状況に無理か意味不明か
こんな家の不安定でさらにそんなこと気をまわせって?
って感じというか

・・・とこの話昨日書こうと思いついてでも
たまたまかかず、過ぎ
トリイ・ヘイデンの新作「霧のなかの子」を
一気に読んで

なかみがジャストこの話関係。。。
子どもしか登場してなかったけど
初めて脳卒中で倒れた老女が登場し
開拓から貧困の中もくもく育てたのに
子どもたちからは敬遠され。。。

これ母がそんな感じ?というか
苦労話というか
苦労したことは尊敬するし田舎の素朴さも
そこが好きになれるかってことはやっぱり
キャラの問題というか
子どもが楽しめるかはまた別だし
ちょうど時代の変わり目切れ目の子って其れしか生きようがないことが
親だからこそ客観的に評価できずもあるし・・

人生の最期に自分の気持ち語って素朴に聞いてもらえるって
それを子どもだけでやらされたたらしんどいの
子どもも家族親だけで育てる無理と
一緒で、老人介護も家族だけじゃないほうがいいな〜と・・・

でも虐待も子どもが1960年代その10年ちょっとあと1970年後半でDV
そしてやっぱり15年遅れで高齢者虐待。
1990年後半の世界で初の高齢者虐待も世界会議になったら
日本的な嫁介護の主役になるシステムそのものも理解されなかった話と
欧米じゃ高齢者虐待は社会サービスを受けにくい貧困層での問題って認識と
・・きっと
かつて日本でアメリカみたいにこども虐待はないと
言っていたのと同じレベルだろうなその発言。。

(いのうえせつこ著でたしか高齢者虐待って本だったような・・)

って感じで高齢者虐待の認識が一番あとで
立ち遅れてる

高齢者の虐待というか
親を粗末に扱うなって感覚
親のほうの問題が大きく虐待しときながら
それでも最期子どもに扶養責任って、
子どもの養育義務は法的に限定あるのに
逆は無制限ってどうよ・・って思うし
人って残念だけどどこまでも自己中で人生
他人(この話の場合こども?)に寄生虫状態で終わる
どうしょうもない馬鹿もいるんで
そういうことは例外というか
バランス問題の前提抜きにはいえないけど
基本はでも親を粗末にしたら
それをやっていい見本を自分の子ども世代に見せて
やり返されるんで
大事にするには結果は自分のため。

そう思う。。

・・・
って「霧のなかの子」は
解離性障碍を抱えた子の話ともう一人
(こっちは書くとそのままねたたばれなので表現できない)
の子どもで

解離性障碍
誘拐やむごい性虐待なら言語化できて
しかもこうやって子どものうちなら頭の中で
つなげなおしているんだろうけど

私の親から受けた仕打ち
子どもが消化して受け止めうがない感情とか
日常ああまたか。。。って異常以下なし
感情そのものをその場で吹っ飛ばして逃げる癖つけ
これ中年の今
逃げちゃいけないいっぱいのいろんなことに
きちんと対応する能力のさまたげで
トリイがしつこく
自分で治そうと思わないと助けられないと
子どもに言うの私に言われてる感じ・・

でも脳の臨界とでもいうか40で修整するって
子どもとすでに違うというか・・・

今更・・っていうか読んで今までのトリイの作品とは
違う意味で心境複雑です。。


ちなみに乖離の感情って。。。
私的に当時を言葉にするとしたら
場面とかエピソードは全くなしで
感情って色んな気持ちが心にあっていいのと
トリイがいい
(虐待受けた子どもやその後大人になってる被虐待児だった人
この後半のトリイの感情についての話読む価値凄くあると思う)

で、う〜ん
そう感情を乖離させる方を選んだ
耳をふさいだというかどんな感じ?って
なんかそう脳の中をか〜っと血流の音だけその場の自分いない・・

ってああそうか。。。
こう書いて今わかったけど
パニックでそうなったんだと思っていたけど
その場で自分に注視が向くと話がもっとこじれる
だから自分を消したんだ・・・あの感覚
感情じゃない。。ほんとになんにも聞こえないし凍りついた麻痺?

おかげで今も
なにやってもなにか見録音画像のテープノイズも一緒に
頭の中で回って余計なエネルギー消費してるし、

もともと不得意だった生活に対しての関心を払うこと
さらにわたしにどうでもいいことになってるんだけど
でもそれは客観的にいってやっぱり人として寂しいし
そもそも生活への関心低い事実10代で悟っていったら
それを前提にした人生を思い描いていたら
こんなじゃなかった、20代と30代前半、
脳の臨界近い頃
過干渉の反動で一通り生活を遊んでやっと自分の正体を
理解した。。。

いくつからでもやり直せるとか
言うけどそれって聞かされる方にはときに残酷。。
そういう意味の今更・・ってやり場のない怒り
これにつかまってしまってる今現在の私、

囚われてないで生きてくの難しいというか。

自分のことだけに囚われさらに怠け癖を30代で増徴させ
40になって後悔してるんだけど

怠け癖ついてしまって抜けられないんだよね・・・
ここまできたら病理のレベルだな〜って自分で思う。

親とか弟とか夫の
律儀さをどこかで利用してたかった怠けをやったから
その見返りで今更反省してもやっぱりまだうわべだけなんで
本来仕事などでも就けたらまた違うんだろうけど
なぜか決まらない。。

猛反省して自己改革って難しすぎというか
頭の中はかつての乖離の延長とでもいうか
何とかしようと思うほど
自己中な感情からしか行動決定できないし・・
半分それってオートなので
ストップかけるの難しいしかも
隠れ引きこもり的専業主婦って立場なので
時間お金すべて自己管理のみが基準。。
出来ないのよそれが・・・

そして最後に一言。。。

今回の霧のなかの子の感想つながりの
文章はまるっきり今回思いついただけでの
連想起草なんで
実際他人が読んで理解できる客観性のある
文章かさえ今わかってないです

意味不明だったらごめんなさいということで。。







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