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■ 解散総選挙〜構造改革解散!!〜
8月8日(月)参議院本会議において、郵政民営化法案が否決されました。 小泉構造改革!「自民党をぶっ壊す」「民間でできることは民間で」と 小学生でも知っているフレーズ、何も総理大臣になってから言い出した訳では 無い事も、国民の多くは知っているはずです。
今回、”郵政民営化解散”と言われている訳ですが、その心は!! 郵政関連の今までの努力を否定しているわけではなく、明治4年からスター トした郵政事業、130年余の歴史を見たときに、激動の日本の中で余りある 重責を果たしたことも事実であり、否定されるものでは無い!ということだと 私は認識をしています。
しかし、時代の移り変わり、社会経済活動や構造、国際社会の中での役割を 大局的に見据えた場合、郵政事業における特に”郵貯””簡保”事業において 集められる340兆円という資金が、国の機関に移行され、国の事業、例えば 最近話題になった橋脚工事に絡む不正といった事に結びつく、簡単に言えば、 計画・自主性の無い資金運用、無駄な税金投入をしていると言えるのではないでしょうか。
反対票を投じた議員は、お題目としての「行政改革」「財政改革」を謳い 「保身」のために、選挙を勝ち抜いてきたと言わざるおえないと考えます。 何故なら、「郵政民営化法案」は郵政改革だけでなく、構造改革を本気で推 進していく”入口”に過ぎないと言えるのではないでしょうか!
国と地方を合わせた長期債務残高(借金)は850兆円、私には想像がで きない金額です。改革を推進していかなければ、公債依存度は毎年40%以 上を推移しており、金額で言えば毎年35兆円前後の借金を積み重ねていく 事になります。(先進国では考えられない内容です)
みなさんは、子どもや孫たちに、このままバトンを渡せますか?
日本郵政公社生田総裁は、こう話ていたそうです。このままでは破綻に 向って走っていく・・・。 その先のゴールに光が見えないのであれば、灯火をつけていく、批判を受 けても道筋をつけていく、それが政治の使命であると私は思いました。
直向に、真面目に仕事を、生活をする人が馬鹿を見ない!そんな社会を実現 するために、国民としての末席から、そして子を持つ親として頑張っていか なければならないと思います。
2005年08月08日(月)
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