不機嫌なブーケ QLOOKアクセス解析

目次戻る進む


2007年03月18日(日) 息子とエレクトーン。


体格の良い息子。
縦にもそれなりにあるが横にガッチリしている。
かと言って太っていると言うわけでもなく、無駄に筋肉質な感じだ。
肩幅も広ければ胸板も厚い。

そして何しろ、良く食べる。中学生になる頃には息子用の炊飯器が
別にいりそうだ。父親がそう言う人であったと言う。

そして現在、エレクトーン11級グレード(小学校1年生クラスで勉強中)の
試験の練習中。大きな背中はカメのようだ。
その割に手が小さい。 私に似てしまったのだ。 爪の形までそっくり。
私は手が小さいのが悩みだったのに・・・
役に立つのか不安なほど小さな小指で 一生懸命弾いている。

「ちゃんと譜面を見る癖を付けなさい」
「そこ、リズムがあってない」

私は、厳しい。 でも自分は弾けなかったりする。 リズム音痴が私の場合
コンプレックスだったりするので、息子については心配だったが
どうやら私ほどはひどい事にはなっていない様子だった。

「スタッカートになってないでしょっ」

実は国語算数は母(祖母)の方がずっと厳しかったりする。
音楽も私があれこれ言えるのは現在のグレードくらいまで。

「おい、こいつ熱持ってるぞ!」

遊びに来ていた弟が息子の頭に手をかざしている。

「頭の上に手をやっただけでストーブみたいに」
「首に手を当ててみ〜」 と私。
「む、冷たい」

息子は集中出来る時間が短く、すぐに頭が熱を持つのだった。
処理能力に問題があるのかも知れない。

親子とは不思議なものだ。 パーツに関して言えば「似て欲しくない」と
思う部分は大抵癖の強い形をしていて、でもってそう言うのに限って
優性遺伝なのかなんなのか、似たりする。
こんな顔に生まれて来るかも〜〜と想像していた そっくり反対の顔に
我が家はなってしまった。 大きな声では言えないが。

体付きや消化器官は父親そっくり。
私が「この曲をもう一度繰り返して聴こうかな」と思った時には必ず
「この曲をもう一度かけて」 と言う。 双子のようだと思う事もある。
心を揺さぶる何かが、同じであるらしい。

エレクトーンは続けたいと言う。
私は独学なので、コードは覚えたけれどヘ音の楽譜が読めない。
あと2年、9級グレードまでのんびりやるのが目標だ。

息子の頭に手をかざす。 やっぱり放熱している。
私はどうなんだろう。 もう少しましだったような気がするが。

冷却ファンがいるかも知れない。




リリオペ  ブログほーむめーる

My追加