2006年11月09日(木) |
ホークス選手の絆・・・・先輩選手との思い出 |
福岡KBCラジオ 【週刊・和田毅】Watti☆Radio 毎週木曜日の18時35分〜
今夜はワクワク!第6回めの放送です 番組へのメッセージは watti@kbc.co.jpまで! ※メールはここから→ 週刊☆和田毅
では番組をお楽しみください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (以下、すべて和田投手オンリーのトークです)
え〜ラジオをお聴きの皆さん、こんばんは! え・・和田毅です!(^^)
さて、今週は僕らが日米野球で盛り上がっていた中・・・え〜〜4人の!一緒に闘った先輩たちが、ま、皆さんももうご存じだと思うんですけど、え・・・戦力外通告を受けてしまい、ほんとうに僕自身もその報道を聞いたときには、本当にショックでした。
え・・今日はその4人の先輩たちのことを、え・・今夜話したいと思っています。
ま、そうですね・・・ まず、大道さんなんですけどもね、え・・・ほんとうに僕・・・がね、あの〜〜僕、ピッチングのね、その・・グラブとか、あの・・ま、投げ方とかをね、けっこうクセがあったんですよね。ま、それで大道さんにね、その、大道さんはそういうクセを見るのが得意なんで、あの〜〜そのクセをね、見てもらって、3球で!(和田投手のクセが)全部わかったんですよね! キャッチボール、3球キャッチボールだけで・・・ 『ちょっと投げてみろ』(大道さんの言葉) ま、これ去年の話なんですけど。
ま、それからね、僕のセットポジションのね、グラブの位置が昨年の最初のほうは胸の高さだったんですよ・・・ で、それを、その(大道さんから)言われてから、グラブの位置をベルトの位置に変えたんですよ・・・ その大道さんの助言から僕はそれを変えて、それから、その・・・ね、ま、その直してからもまだクセがあったんですけど、ま、今年で、今年の最後のほうですね、完全にクセがなくなって・・・
で、大道さんからも 『ん・・もう今やったら全然(クセが)わからんわ』っていうふうに言ってもらえましたし、 『和田の(投げる)球をな、打ってやらないかんなぁ』みたいな感じで 『そういう、(クセが)わからないなかで打ってやらないかんなぁ』っていうふうにね、ま、話していたのを・・・ ま、プレイオフのときも話していたんで、まさかね、ホントにこういう形(戦力外通告)になるってことは、ん・・・僕もかなりショックだったですね。
ま、しかもね、ホークス一筋のね、19年間、 え〜〜南海ホークスのときからのね、生え抜きの選手なんで・・・ ん・・・しかも来年で20周年なんでね、 あの・・・ん、大道さんもね、来年への意気込みっていうのもプレーオフですごく感じてたんで・・・ 何とか(状況が)ならないかなぁ、というね、気持ちでいっぱいなんですけどねぇ、はい・・・
そうですね、宮地さんとの思い出もたくさんあるんですけどね・・・ 僕の試合中の、ベンチの・・前が宮地さんと大村さんなんですよね、あの〜〜よく宮地さんと大村さんがね、あの・・そういう試合中のこととか、ま、そういうことをバッと話してるんですよ、それを・・僕、聴いてるんですよね。
聴いてて、あ〜〜こんなこと話してるんだなぁって(思っていて) ときどき、たまたま、その宮地さんが、あの・・・僕が『こういうとき、こうですよね』って話すと、ホントこと細かく、あの〜〜今までの経験からね、すべて教えてくれて、ま、そのひとコマで、あの・・・一対一か、一対一だったですかね、 試合が、去年の話なんですけど、膠着状態(こうちゃくじょうたい)で、ずぅ〜っといってて、そのときの打席が松中さんだったんですよね。 『そろそろ何か出そうな雰囲気だなぁ〜〜』って(宮地さんが)言って、 そしたら、僕も『あぁ・・・そうですね、なんか雰囲気ありますねぇ』って言ったら、(松中選手の)ツーランホームランなんですよ! あれねぇ、あれには僕・・トリ肌立ちましたね!
ま、その試合の流れというか、ね、今までの経験というか、宮地さん、毎日ね、あの・・・球場に来てはね、早く来て、ほんとに誰よりも準備を大切にしてね、あの砂浜で走ってる姿っていうのを見てるんで、 ま、ほんとに今年はね、ケガとかもあってね、あの・・・思うように成績が残せなかったっていうね、あの・・つらい気持ちもすごくわかるし、
ま、そんな中でもね、あの・・・たまに上にあがってきたときには、ね、あのまたいろいろアドバイスくれたりしてね、ま、ほんとにすごい人だなぁと思いましたねぇ・・・
(岡本投手について) そうですね・・・・やっぱり一番の思い出は、日本シリーズのときのね、 もう・・防御率0.00というね、あの〜〜甲子園でね、あの自分に替わってね、あのプレッシャーの中(笑)でね、三者連続三振で(ベンチに)帰ってきたときはね・・・『この人は何者だ!』と思いましたね(笑) あれはもう・・ね、バッターは打てる気、っていうか、打つ、相手バッターはね、打てる気配がまったくしなかったんで
ん・・・ま、よくね、岡本さんからは、試合中のね、あの・・よく僕のあとにね、岡本さんがいてね(笑) あの〜〜打たれて、勝ちが消えたときがあったんですよ、もう、(岡本さんが)すんごい気にしてくれてね、ホントに、僕はもう全然(笑)そういうことはね、あの・・・気にしていなかったんですけど、 ま、チームで戦ってるわけですからね、あの〜〜ま、ホントに岡本さんはね、『ほんとに、すまんかったなぁ・・』ってね、ま、ほんとに、ん・・・あのぉ・・顔見るのがつらかったんでねぇ、
ま、僕も、最後まで、っていうかね、もうちょっと僕もしないといけない、っていうか、僕が急に崩れてね、あの・・・岡本さんとか、ね、うちの後ろ(控え)の選手がいくパターンが多かったんで、ま、ほんとに、『あ〜申し訳ないなぁ』とね、『急に崩れて申し訳なかったなぁ・・』っていうふうに何回も思いましたし。
(吉田投手について) 修さんはですね・・・(吉田修司投手のことを)修さんと呼んでいるんですけど、僕が(入団)一年目のときにロッカー隣りだったんです・・・はい。
ロッカーがとなりでですね、まず最初に言ったのが、僕のグローブ見て、『これじゃ、おまえ・・ボールはいらんだろう』って、グラブの型付けを、一年目の僕にですよ!グローブの型付けをしてくれた、教えてくれたんですよ・・・ 『こういう形・・・ちょっとここをこうして、もうちょっとポケット広くなるから』って。
また、僕のね、練習、キャッチボールの風景とか、ランニング、ま、その練習風景を見てですね、ま、キャッチボールとかでも、吉田修司さんから言うことはまずないです。でも、僕が、『ここどうですか?』とか調子が落ちているときとか、質問するとちゃんとこと細かく、ちゃんと(答えが)帰ってくるんですよ・・・
っていうことは、もう見てるんですよね。いろんな選手の・・・動きとか、やり方とかですね、
今シーズン中も、あの〜〜、いつですかね・・・あの・・・シーズンが終わって、プレーオフの前?ですかね、修さんが(一軍に)あがってきて、また。
で、それで(斉藤)和巳さんが、あの〜〜(吉田)修司さんに『僕を見てください』と、『右と左違うんですけど見てください』ってお願いして、で、和巳さんがキャッチボールをしてね、いろんな変化球とか投げているのを見て、 で、修司さんがアドバイスしている風景を見たんで・・・
ん・・あの姿を見てもね、あああ・・何て言うんですかね、あの和巳さんがね、あそこまで信頼できるっていうのはよほどのことだと思いますし
ん・・・・なんか、あの風景を見てねぇ、ホントに、んん・・・なんですかねぇ、ね、そんな選手がね、あの〜〜こんな形で、ま、通知をね、戦力外通知をね、もらったっていうのは・・・・ん・・ちょっと僕はショック、ん、ほんとに全員、この4選手、ショックだったんですけど、 ん・・・・んむむむ・・・言葉も出なかったですねぇ、聞いたときにはですねぇ。
そうですね、僕も来年5年目になるんでね、ま、ホントに、もうね・・・ 若手というか、ん・・なんですかね、 もう・・今のね、ホークスからいうと中堅のね、年齢層にはいってくるんで ま、ほんとにもっともっとね、僕も自覚持ってね、あの〜〜ピッチャーのね、あの・・投手陣を引っ張っていくぐらいのね、気持ちを持っていかないといけないし、
・・・そうすれば、もっともっと和巳さんの負担も減ると思うんで、
え〜〜ホントにもっと、ん・・投手陣としてのね、え・・チームの中でもね、ほんとにもっともっと自覚持ってやっていきたいなぁと思いますね。
え〜この番組では、僕・・和田毅への質問やメッセージを募集しています。 宛先は watti@kbc.co.jp まで! ※メールはここから→ 週刊☆和田毅
え〜〜皆さんからのメッセージお待ちしております! それでは!今週は・・・この辺で終わりたいと思います!(^^v
和田毅でしたっ!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日の放送は以上です!
それぞれの先輩方の思い出を淡々と語られた和田さんでした。 出会いがあれば別れがあります。 よく聞く言葉の「四苦八苦」のなかにも「愛別離苦」(あいべつりく・いとしい人との別れ)、怨憎会苦(おんぞうえく・いやな人との出会い)と説かれていますよね。 親しい人との別れも生きているうえで、さけられない出来事ですね。
今日の放送は、和田さんが淡々とした口調で語ってくださるエピソードに、4人の先輩選手のいぶし銀のような魅力を感じました。 いろんな素晴らしい先輩に囲まれて、和田さんもいろんなことを感じながら、それによって自己啓発しながら、己の野球人生に問いかけていらっしゃるんだなぁと感じました。
とても感動する内容でした。 4人の先輩のエピソードから いろんなことを学ばせていただきました。
和田さん、ありがとうございました!
wrote all kasumipraise one anotger
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