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2002年07月29日(月)

愛というのじゃないけれど 私は 抱かれてみたかった。

夏のお買い物シリーズは見事、"SANEI INTERNATIONAL"のFAMILY SALEでFINAL。
NATURAL BEAUTY BASICの綿のクロップドパンツを、70%OFFでGET。
(・・・なんとも、アルファベットの多い文だ。)
約2,500円なり。SIZEはXSなんで、腰まわりもぴったりさ!

この間、DKNYでフラノのとってもかわいー!スカートを見つけた。
グレーでレースがふりふりなの。

買おうかを思ったけど、胸に手を当てて(当てなくてもよし)、手持ちの服を思い返してみると、
着る暇がないことが確定。
キャラかぶるスカートが既に有るし。
悔しいが、却下。
でも、冬のSALEに出てたら、買っちゃうかもー。

可愛いものだけ、見てたい。
岡崎京子のPINKで、ユミちゃんが、
『お金でこんなキレイなもんが買えるんなら、あたしはいくらでも働くんだ。』
って、言ってたけど、その気持ちはよくわかる。

ってゆーか、そうでも考えないと、仕事する動機がない。
朝起きて、服着替えて、MAKEUPして、それなんのため?って言ったら、
「支払わなきゃいけない勘定があるからよっ!」って言えば、二の句を押さえ込めるじゃん。
自分に対しても、他人に対しても。

買い物の動機が、"欲しい"って勘定から、どんどん遠くなっていく。
買い物とは、つまり何か?

・お金を対価に、モノやサービスをGETすること。
・これを着ると/持ってると/読んでると、自分が、もっと綺麗に、もっと立派に、さらにはもっと楽しく生きてるように見えるのではないか、
と、いう刹那的な自己欺瞞と貨幣を引き換えること。
・原始的なコミュニケーション。
幼児相手によくやる、「ちょーだい。」「くれるの?ありがとう。」という、物のやり取りを通じてのコミュニケーションのこと。
・支払いを作ることによって、引きこもりを回避すること。

どれも、ホントであり、ホントじゃない。
何を買っても、多分、自分がそれは自分がホントに欲しかったものじゃない。
そして、誰と話しても、多分、それは自分がホントに話したい人じゃないんだろうな。

やっぱり、人間関係の基本って、結局この一行でしょうと、最近思うんだ。
吉田秋生や岡崎京子がマンガで引用している、北原ミレイの歌の歌詞。

愛というのじゃないけれど 私は 抱かれてみたかった。

(実はメロディ知らない。)



alain

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