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敦子



 NHKバリバラ「障害者の性」

障害者TV「バリバラ」長崎圭子さん出演の放送の回を再放送するという情報をゲットし見ました。
複雑な気持ちで見ました。
 
長崎圭子さんは元ヤンキー19歳のときに事故で右足に障害が残る。以後障害者人生。
彼女は、恋愛したいし、SEXしたいことに苦し悩む経歴のラジオキャスター。
番組は彼女を中心にすすんでいった。
その後、出演者の恋愛&SEX事情や、収録スタジオには出演していなかったが取材VTRで登場した障害者の恋愛も放映された。

出演者の中途障害者は、長崎さんをはじめとしてけっこうカワイイ女性なんですね。
障害者だから恋愛ができないとかまったく関係がない。というのは、彼女らがいい女だからですよ。
長崎さんも言っていたし自身も言ってたが、脳性マヒの人の場合は、ちょっとキモい印象。脳性マヒの人はそういう意味で損しているということと、外見が邪魔しているという切実な事情を具体的なことを取り上げていた。

だから障害者だから恋愛できないとかSEXはない。というふうに最後はきれいにまとめていた。

でもやっぱ出演者の女性がみんなかわいい。あれなら普通の健常の男の人も惚れちゃうよ!というレベルの人ばかりだった。
でも、脳性マヒとか知的障害の人や外見上の障害者の場合はちょっと無理かも・・・外見は関係がない、関係ない。やっぱ最後は中身だよね。なんて言ってたけども、やっぱどうみても出演者はつきあっていけるレベルの人じゃないすかー!

よく名前が出される乙武さんなんかもイケメンなわけだし・・・脳性マヒの人は、手足ノ動きがへんなだけで顔はイケメンでなくても頭のよさそう顔でつきあっていくに困らない程度の雰囲気の人に限られる・・・。
まあ、すべての人にすべてが平等でということは無理なわけだ。
そうしたら健常者の人でも生涯、恋愛に縁のない人もいるわけだし・・・。

重度の脳性マヒの坂口さんという男性が外見にこだわらずに自分をみてほしい!女性にいきなり
「僕とSEXできますか?」と聞いてしまうなどといかに切実な悩みを言っていたが、当の坂口さんに
「女性なら誰とでもSEXできますか?」と聞くと
「出来る人と出来ない人がある・・・」と長崎さんが、
自分のことは受け入れてほしいくせに自分は相手を選ぶのね!と笑いながらもあきれていた・・・。
でもそれがリアルなんですよ!と司会の山本シュウは言っていた。

ネットが発達し、世界中にいろいろな病気や障害者の人と交流しやすくなった今、障害者だから無恋愛という言い訳は通用しない。そう思った。
障害者でもそれなりのカッコよさを持ち合わせている男性、チャーミングな女性もたくさんいる。
もう恋愛に身体障害は障害じゃないのかもしれない。


2012年09月13日(木)
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