「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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マルが、学校に行く前にハムちゃんの世話をしている。 それが約束で飼ったのだからそれはいいことなんだけれども なんだか作業の手際が悪い。 手際が悪いのは手伝っちゃダメなんで見てるんだが、 不注意だなぁとも思う。
この子が一番これからがんばる課題はこの「ちょっとした注意でミスは防げる。」だとわたしは思っている。
不注意がミスにつながることのないように、気をつけていたつもりだったが わたしがハルの手を洗いに洗面所に連れて行ってる間に事故が起きた。
メイがハムスターを噛んだ。
ヒゲくんの「そんなとこで出したらアカンやろ!」という怒声のすぐあとに 「うわあ!」「メイ!」「コラ!」「ホラ見ろ!アホ!」 と4名の悲鳴が上がった。
どうしたの〜、と居間に戻ってみると モックンがネコを押さえ込み、カーペットには水がこぼれ、ヒゲくんは仁王立ちだった。 マルは手のひらにハムちゃんを抱えている。 なんでカゴに戻してやれないのかとおもったらびっくりして抱えてるだけだった。 「早く中に入れて!」とモックンが、マルの手に飛びかかるメイを引き戻して叫んで やっとハムスターはカゴに戻った。
「だから言うたやないか!」とヒゲくんはガオガオ怒っている。 マルはぎゃーと泣き始めた。
なにがどうしたの?と聞いたら、 メイの鼻先でカゴを開けてハムスターを出したらしい。
うん。そりゃパクッといくね。
ネコのいるうちでネズミを飼うんだから、ものすごく注意しないとだめなんだよ。 と説明して納得したはずだったけど 「ちょっとした注意でミスは防げる」が課題のマルさんに 致命的なミスが起きてしまった。
メイが2日ほどゲージの外からかまって、 あ、これはあかんのね、もうええわ。と ネズミが食事中のゲージのそばで昼寝するほど落ち着いてきたあとだっただけに このミスは痛い。
ネコが悪いんじゃないよ。 ヒトが悪いんだよ。
ハムちゃん、だいじょうぶだろうか。
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