女性作家のミステリ・アンソロジー。 最近女性作家づいているので、この手の短編集はおいしい。 宮部みゆき、永井するみ、森真沙子、明野照葉、新津きよみ、 篠田(節子)、服部まゆみ、海月ルイ、若竹七海、小池真理子の10人。 どれも、真綿で首をしめるような、じんわりとした怖さを 持った秀逸な短編ばかりだ。 海月ルイさんの「鉄輪」など、本当に最後の最後に怖い。 女性作家の書く女性は、共感と嫌悪の紙一重だ。 わかるんだけど、わかりたくない、だけどワタシはそうしない。 でも、もしかしたら、そういう立場になったら・・・・ などと、いろいろ想像を膨らます。 またまた女性作家にはまりそうだ・・・・。
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2002年09月01日(日) |
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