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私が生観戦した心に残る凄い試合第4弾です。1993年4月30日に代々木第一体育館でフジテレビ主催のLIVEUFO内で行われた。記念すべきK-1グランプリ第1回目のイベントK-1 GRAND PRIX '93で行われた。当時立ち技最強と言われたモーリス・スミス選手と数カ月前に18歳の若さでそのモーリス・スミス選手を破ったピーター・アーツ選手を1回戦で破って上がって来たアーネスト・ホースト選手との準決勝戦のモーリス・スミスvsアーネスト・ホーストです。試合中ずっと主導権を握りモーリス・スミス選手をコントロールしていたアーネスト・ホースト選手が右のハイキックで失神KO勝ちでした。時代の流れが変わる瞬間を目にした事に興奮しました。この時のアーネスト・ホースト選手はとても凄いことをしたのですが、馬鹿みたいにはしゃいで喜ぶ事もなく相手に対しても尊敬と感謝の気持を感じました。私は極真会館に属していましたが、これは正道会館とK-1のブームが来るなと思いました。ですがやはりその頃のK-1はヘビー級の化物の闘いという感じでした。私は無差別の闘いに興味があり極真空手を始めたのですが、やはり感覚的に拳での顔面への攻撃がある競技では自分より身長が10センチも20センチも高く体重が20キロも30キロも多い外国人選手には勝てないどころか殺されてしまうと感じたのだと思います。プロレス同様やはり自分とは違う次元にいる怪物のような人達の闘いに感じていたのだと思います。なので日本人としてK-1で戦っていた佐竹雅昭選手や武蔵選手などの日本人選手は本当に凄いと思って見ていました。
kanno
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