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2025年07月21日(月) 私が生観戦した心に残る凄い試合第4弾

私が生観戦した心に残る凄い試合第5弾です。2002年12月7日に東京ドームで行われたK-1 WORLD GP 2002 準々決勝で行われたアーネスト・ホーストvsボブ・サップです。この2人の戦いは約2ヶ月まえのGP1回戦で行われました。その時はボブ・サップ選手が大番狂わせを起しアーネスト・ホースト選手に1ラウンド終了時TKOで勝利をおさめました。なのでこの試合はアーネスト・ホースト選手のリベンジ戦と言う事になります。私は格闘技はやはり圧倒的になら身体の大きい方が強いと思っています。圧倒的な体力差の前では技術は通用しないと思っています。よく大山倍達総裁が力の中に技があると言っていましたが、力がなければ技は使えません。なので圧倒的に体格差と体力差があれば圧倒的に技術があったとしても負ける事があると私は思っています。だから私は体重制限のあるボクシングやキックボクシングではなく極真空手を選びましたし、力を付ける事や身体を大きくする為に食べて食べてウエイトトレーニングをして力を付けて身体を大きくしたのです。ですが私も当時は素人に毛が生えたボブ・サップ選手にミスターパーフェクトや精密機械と言われた技術力の塊であるアーネスト・ホースト選手が負けた事はとてもとてもショックでした。本当に圧倒的な体格差と体力差の前にはアーネスト・ホースト選手ほど完成された技術力を持っていても通用しないのか?その答えを見たい気持で東京ドームに足を運びました。1ラウンドにアーネスト・ホースト選手がボディブローでボブ・サップ選手からダウンを奪ったものの、結果は2ラウンドでボブ・サップ選手がKO勝ちをしました。私はアーネスト・ホースト選手がボブ・サップ選手に負けるのを見て呆然としました。やはり圧倒的な体格や体力を持つものが強いと言う事を思い知らされました。東京ドームから帰る時は本当にがっかりして帰りました。何故そんなにがっかりしたのかと言うと、このあとボブ・サップ選手が次の試合を棄権した事によりアーネスト・ホースト選手が決勝戦に出場となりました。そしてなんとなんと逆のブロックから決勝進出したジェロム・レ・バンナ選手に勝ってアーネスト・ホースト選手が優勝してしまったのです。ボブ・サップ選手に1回戦と準々決勝で2回負けたアーネスト・ホースト選手がジェロム・レ・バンナ選手に勝ってしまったのです。もう何とも後味の悪い大会でした。でもそれだけに心にも大きく残りました。


kanno

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