カウントシープ
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ボクは一日の大半を、ニュートラルな心に保つ必要がある。目の前のものを相手に、それに流されること無く、しかしきちんとかかわること・・・ そうすることには随分慣れてきているので、得に混乱することもなくやれていると思う。
しかし、そう振舞いすぎて逆に自分自身がどこかに行ってしまっていると感じる時がある。それはまるで、自分の心がどこにもいないような感じで、そういう時は自分の中に空洞を見るような気がする。
それでは本当の意味できちんとした対象に慣れていない。ボクは空虚な存在として相手の前に提示されるものではなく、ボクという人間があって、其処に1人の人間としての様々なものが漂っていて、その上でニュートラルでなくてはならないのだ。
ボクが死んだままでは、相手は死者を相手にするだけだ。相手が欲しているのは魂を持った対象なのだから、ボクは生きていなくてはならない。生きて生きて生きてそして其処に在り続けることを、続けていく力を、ゆっくりとでいいから養って生きたい。
ロビン
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