ヤグネットの毎日
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朝の駅宣はJR長池駅。昔ながらの郵便ポストがあるような小さな駅。これが、逆に情緒豊かなのどかな雰囲気をかもしだしている。ここから22、5メートルの道路が姿形もないスタジアムにむけて建設されようとしている。1時間の乗降客が1万人を超すので、それに対応できる道路をつくるというのだ。 しかし、スタジアム自身は事実上の建設中止。長池駅舎の改築計画も複線化のスケジュールもまったく白紙。それでも立派な道路だけがつくられようとしている。こんな無駄遣いを許しておいてよいのか?当面ただちに建設計画を凍結すべきだ。そして、長池駅周辺のまちづくりのあり方を住民参加で考え、そのなかで今後の進むべき道を住民合意で考えていくべきだろう。 今朝もとびきりの寒さ。心無い人によって前夜にまかれた水が凍りつき、ステンと転ぶ人がおり、奥村議員と宣伝しながら、「そこ!あぶないで〜〜」と誘導役までやってしまった。
午前中は、議員団会議。予算議会の開会が目前で議会対応などを中心に論議を深めた。 午後からは、飯田かおる市議とともに挨拶まわり。飯田議員の地域は、碁盤の目のようなところに家が密集している。そこで、自転車で移動することに。刺すような冷たい風がふきつけるが、妙にすがすがしく気持ちよい。ふだん、自動車で移動しているから余計にそんな感覚を覚えたのかもしれない。ダイエットを兼ねて自転車を日常使うようにするのもよいかもしれない。
訪問のなかで、工務店を経営されている方の奥さんから、心が痛むお話をお聞きした。 消費税をなんとかしてほしいーーー新築の家をたてる場合、不動産業者はお客さんからちゃんと消費税分をとっているのに、工務店は必ず小さく赤い文字で「消費税込み」と書かれてある。最近では、お客さんの目も肥えてきているから、建築材料の質を落すことはできず、結局高い材料費などを使っている。ぜんぶ、消費税は身銭をきっている状態ですよ。家をたてても赤字覚悟で仕事しなあかん。このしくみをなんとかしてほしい。上のほうの人たち=ゼネコン、官僚、一部政治家にはがっぽりお金が入るのに、一番底辺で歯を食いしばっている工務店は、なぜ消費税まで身銭をきって負担しなあかんのか?絶対に応援するので、この不公平なしくみを変えてほしい。涙をうかべながらの訴えだった。 ここにも悪政によって心をいためつけられている人がいる。僕は、「たいへん貴重なお話を聞かせていただきました。私は今日聞かせていただいたお話を心に刻んで○○さんの声を代弁して府議会でがんばります。」と力を込めて訴えさせていただいた。
夕方は、若山市議と松永市議と宣伝カーにのり、街頭宣伝。昨日の夕方よりはだいぶましだけれど、寒さが身にしみる。でも、あの工務店の奥さんの涙が忘れられない。「不況を打開し、くらし応援する政治を」と同じフレーズでも、心をしっかりとこめて訴えた。
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