ヤグネットの毎日
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2003年02月05日(水) |
若者を応援する政治を |
朝は近鉄久津川駅で駅宣伝。後援会の方が一緒にビラ配布にたってくれた。本当に頭が下がる。その思いにこたえる活動をしなければ、と心から思う。 午前中は、宣伝。もうお昼になるころだった。 今年3月で定年を迎えるという女性の方が近寄ってきて、こんな話をしてくれた。 「いま国会中継みてるけど、戦争は絶対にあかん。年寄りのなかでは、『アメリカがイラクへ戦争をしかけたら、日本もまきこまれるで。そうなったらむちゃくちゃになる。わたしら戦争は二度とごめんや』って話題になってる」 くらしの問題もそうだが、戦争はくらしそのものを破壊するものだ。共産党にもっとそのことを宣伝してほしい、というのだ。 おまけの話し。「娘と息子がそれぞれ30を超して、まだ独身。誰かいい人をみつけてくれんか?」との相談も。まじめな話し、出会いがないというのは切実な課題なのだ。仕事で忙しく、なおかつ出会いの場所がない。総務省公認の「出会いチャット」の出現には驚いたが、そういう手立てを打たなければいけないくらい、深刻な事態であることも事実なのだ。
もう一件は、青谷地域であいさつまわりをしているときのこと。ある中小業者の社長さん。 開口一番。「若者を応援する政策を掲げていない政治家はあかんで。これからの時代は」ーーとても刺激的な話だったので思わずメモをとった。この方がいう話は大要こういうことだ。
「選挙で、高齢者福祉の充実を公約の1番目にかかげる人がいる。あまりそういう人を応援する気にならない。もちろんそれが大切なのはいうまでもないこと。しかし、高齢者福祉に税金をたくさん使えるようにするためにも、自治体の税収をあげなあかん。そのためには、この城陽のまちに若い人たちがたくさん、住みつき、安心して子育てや働くことができる環境をつくってあげることが大切ではないのか?城陽は中小企業のまちだから、そこを応援して雇用の場をつくる。子育てしやすい環境をつくる。こうすれば、外から城陽に人が集まってくる。こうしてまち全体を元気することが必要ではないのか。そういう未来に向けたビジョンをもっている人にがんばってもらいたい」
なるほど、と感服してしまった。まさに僕がいいたいことをズバリいってくれている。 僕は、35歳。子育て世代で親の世代が介護保険などに世話になっていく世代。ならば、この世代の目からみたまちづくりの課題、自分の政策やビジョンを、「若者を応援する政治を」との切り口で訴えていくべきではないのか?体に電流が走った思いだった。 さっそく、夕方の宣伝では、この角度からしゃべってみた。自分の実感が入るから、演説にも迫力がでてくるようだ。これだから、対話活動はおもしろい。新しい自分を発見させてくれる出会いでもある。
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