ヤグネットの毎日
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2003年02月28日(金) |
一般質問の準備(福祉関係のみアップ) |
午前中は青谷地域を宣伝。午後からは地元久世で宣伝。その後、一般質問の原稿準備などにかかる。取り急ぎ、福祉関係の質問の大要だけアップしようと思う。第1項目の不況打開の取り組みなどは、明日アップする。ぜひ、ご意見をお聞かせいただきたい。
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(1)精神障害者福祉について
私は、この4年間、精神障害者福祉の諸課題について、くり返しこの場からも質問し、要望をさせていただいてきた。時の流れとともに、揺れ動く若者のこころ、教育現場をはじめ多くの職場で心の健康問題が重視されてはじめている。いまや心の健康は、現代に生きるすべての人々の共通の問題であり、精神障害者が地域で安心して暮らせる社会は、すべての人にやさしい社会であり、そういうまちづくりを本市こそが率先してすすめるべきだ、という強い思いからくりかえし質問をしてきた。 来年度予算でも、精神保健福祉の分野で、精神障害者ボランティア団体活動支援事業として、日常生活に関する相談、援助等を行う「サロン」を設けるなど、この分野を意識した施策がはじめて具体的に盛り込まれた事は、率直に評価しておきたい。そのうえで、当事者や家族、ボランティア団体から要望が出されている問題で、早急な実施が必要な問題について、このさい、いくつかお尋ねをしておきたい。
?市内在住の精神障害者の実態を正しく把握しその情報を開示すること。 相手を待つのではなく、こちらから出向いて行くことが大事。ぜひ、訪問調査などを本格的に実施すべき。 ?精神障害者とその家族の質の向上について 本市の福祉や医療施設との連携が不可欠であり、そのなかでのケアシステムの構築が求められるが、今年度この問題で、どういう到達目標をもって取り組みをすすめるのか?具体的にお聞きしたい。 ?同一福祉圏域内における施設利用(入場)の減免措置について 宇治市、城陽市、久御山町の同一福祉圏域にありながら、たとえば宇治市植物園などの利用について、城陽市在住の精神障害者は有料となるのは、福祉の平等制においても不自然。近隣市町と協議のうえ、社会資源の共有の促進をはかるべき。
(2)乳幼児医療費無料制度について
私は、12月議会の一般質問で、乳幼児医療費の無料制度について質問をし、「府が仮に就学前までの拡充にふみきららなかった場合、本市独自として制度拡充を行うべき」と市長に迫った。 ところが、御承知のとおり、今回、本市から提出された議案は、京都府の制度に横ならびである。 もちろん、これ自身は前進なので、喜ばしいことであるが、私が質問で迫ったのは、「本市としてどういう独自の施策ができるのか?その決意はあるのか?」ということだった。 その点では、本市としての努力の形跡はみられない。委員会において修正案が可決されたことは、市民の願いに答える立場から当然の結果である。 あらたえめて、市長にお尋ねしたい。橋本市長の、乳幼児医療費無料制度の拡充に関する基本的に考え方、自らの思い、今後、ここから段階的にであれ、一度にであれ、制度拡充へさらに踏みきる考えはあるのかどうか、明確にご答弁いただきたい。
(3)保育の充実について
?保育所入所に関する広報活動について→市長答弁を求める。 措置から契約への法改正を盾にしての入所を促す広報活動の怠慢は許されない。 →現に、青谷地域の市民の声として、「0歳児保育を実施できる施設があることや3人いれば開設できること」を知らなかったという声が多い。休廃園基準云々をいうまえに、市としての広報活動を強めるべきである。見解を問う。
?久世保育園の建て替えについて *平成14年中に改修計画をたてることが議会での答弁と理解している。 久世保については、築30年以上が経過している。現時点で、行政としては建て替え問題について、どういう方針をもっているのか?
*深谷幼稚園に保育園を併設する計画が白紙にもどった経緯は? 東部地域での人口増の傾向に対応するために、久世のマンモス化の解消が目的ではなかったか?白紙化は、それ自体いま云々いうわけではないが、マンモス化解消の手立てはどうするのか? *保育園舎の設計段階から保護者や市民の声を取り入れた手法を採用すべきだが見解を問う。 *来年度、久世保については、どこまで具体化をはかるのか?明確に答弁を。
?0才児保育の実施について *子育て支援の重要な柱として、ゼロ歳児保育の全園での実施を求める。年度当初3人いれば、開設するという本市の基本方針は、一歩前進。しかし、不況の深刻さと女性の自立を促す立場をふまえれば、たとえ3人に満たなくても希望者があれば、開くというさらに一歩踏み込んだ対応をすべきである。
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