ヤグネットの毎日
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7日は、昼間は本会議。一般質問が続く。夕方から、街頭にでて宣伝をしそのまま、6時半から「イラク戦争許すな!市民集会」に合流。5分間のあいさつをさせていただいた。 大要述べた事は、次のことだ。
わたしたちの党は、今年で創立81周年を迎えます。ひとすじにつらぬいてきたのは、人の命を奪う戦争は絶対に許してはならないという、反戦平和です。その伝統のうえにたって、イラク戦争を許さないたたかいをご一緒にすすめる決意です。 私ごとで恐縮ですが、私が政治や社会のことを真剣に考えるきっかけになったのは、ヒロシマとナガサキの原爆の惨劇を知ったことです。それまで、家族のありかたなどで悩んでいた私は、家族そろって団らんを楽しむことや、愛することさえ許されなくさせた戦争という現実に、ただただ涙し、怒りを覚えました。 そして、無言館というところに展示されている、戦争中に描かれた美術学生の絵をみたことを思い出しています。そこには、美しい木々の緑、のどかな田園風景、恋人や妻、子どもを見事に描ききったものばかりがありました。もちろん、「無言館」の絵は反戦平和を訴えているのでしょうが、私は、人間とは、こうも美しいものに心を震わせることができる、すばらしい存在なのか!とそちらのほうに、感動しました。 それほど、人間とはすばらしい存在なのに、ブッシュは、「ゲームは終わった」といって、何が何でも、イラクに戦争をしかけようとしています。 私は、崇高な人間の存在、いのちを、「ゲーム感覚」で奪うことに痛みを感じないーーここに、戦争のいちばんの恐ろしさがあると思うのです。 私は、人間の可能性や理性を奪うものと、闘いたい。そのために自分の存在を役立てたい。みなさんとともに最後まで、この戦争を許さないために闘います。
その後、キャンドルパレードで近くを歩いた。夜空をみあげると、三日月でその月明かりで雲もくっきり浮かび上がっている。夜空のむこうには、爆弾がふることをおびえ、しずかにだきあっている、イラクの幾百の母と子どもたちがいる。奪ってはいけない、その命を。だれもその権利はないのだ。強く、感じた。
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