:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
すっと頭が空白になって 前を向いてもまるでそれは嘘みたいで 厭な夢は夜明けまで続いた 薬の離脱症状みたい ただの繰り返しのギターがやけに寂しい まだ今日が反復しているみたいで あー、君に会いたいな 忘れかけては色濃くよみがえる君に あー、単純な正解に 早急に求めすぎて廃れた感情があるなら 会いたいな 『なにしてんの、こんなところで』 『ねえ、答えてよ』 『ねえ、ねえ、ねえ!』 最果ても雲の彼方に消失してしまった 数多の感情が溢れだしてやまない 手帳に書きこんだ格言が耳に痛いね 朝がくるまで待ち続けても もう見えてこないのに 卑屈な歌詞が頭を支配するから 今日もわたしはここから発信するのだろうか あー、君に会いたいな 薄くて暖かく抱いていた人に あー、冬空はまだ続く 特別な言葉で伝えあえば蘇るものが欲しいから 会えないな 完全に朝の光に焼き付くされてしまった 漫画みたいな急展開が流れ出して止まる 渇いた瞳に目薬が滲みているみたい 夜の戸張が降りたらそっと目を閉じて祈った 会いたいな
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