日々是迷々之記
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3月15日は誕生日だった。それに伴い、色んな人から色んな物を贈られた。
海外に住む友人は向こうのアウトドア雑誌を数冊、東京に住む友人は今一番気に入っているものを贈りあう仲なので、本とキッチン用品を数点。そして、妹と彼氏からはiPod Shuffle。
どれもどきどきするものばかりだった。添えられていたカードに並ぶ言葉は暖かくて、まるで学生の頃に戻ったような気すらする。
「あん時は悩みなんかなかったなぁ。」と本当に思う。朝起きられないとか、水飲んでも太るとか、それなりに悩んではいたものの、今の暗澹とした気持ちと比べれば屁のようなもんだと感じてしまう。
そして私はその友人達に誰一人として返事が書けていない。迷うのだ。文体を、どこまで伝えるのか、そして余計と心配をかけてはしまわないだろうかと。
先日会った妹には顔がやつれていると暗に言われた。そういえばほっぺたを親指と人差し指で作った丸の中に納めて、「タコヤキ!」っていう一発芸みたいなのができなくなっている。(というか、普通の人は「タコヤキ!」なんてできるほど肉がないのかもしれないが。)
まいど〜。プレゼントどーもですぅ!みたいないつものお気楽のんきなノリで行けばいいのかな…と、便せんを前に今も悩んでいる。
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