日々是迷々之記
目次|前|次
朝起きて弁当を作り、相方を送り出した。片づけをして、母親のために入所の申し込みをする特別養護老人ホームに書類を持っていって帰ってくるともうお昼を過ぎていた。今で200人待ちだそうだ。生きてるうちに入れるのだろうか?
夕方、メンタルクリニックへ行く。先週行ったばかりだったが、先生は普通に受け入れてくれた。昨日会社で怒鳴られたことなどを話し、こういうような病気だと会社勤めはできないのか?と率直に訊いてみた。
すると、自分で自分のことを病気だと言ってはだめですよ。と言われた。病気ではなく、あくまでちょっと調子が悪いので薬を飲んでいる。そんな程度で、「○○病」というほどのものではないらしい。それにこれくらいの薬を飲みながら社会生活を送っている人は普通にいるという。この病院でもある芸人(関西ではちょっと人気がある)が通ってきているらしい。その人にしたって、テレビで見たり、ライブをやったり普通な感じである。
それが全て本当のことかどうかは分からないけれど、疑う意味もないので私は先生の言葉を信じる。そうすると気持ちが軽くなった。午前中の眠気を避けるために、抗うつ剤は夕食後だけ、睡眠薬は入眠をよくすることに重点を置いた物にかえてもらった。
外に出ると何だか気分がおだやかだった。母親のこと、仕事のこと、何も前に前進したわけではないが、ほんの少し気持ちの上で水を飲ませてもらって一息ついてる動物みたいだなと、自分で思った。
気は心。よく言われることだがそれは本当のことなのだ。(って私が単純すぎるのかもしれないが(汗)
|