徒然駄文
DiaryINDEX|past|will| 【短い言葉】top | 【映画と本のBlog】 | 【お絵かき】
有名どころのMIDIサイトでは、どうしても「無断転載」問題がついて回りますね。また、WebページにアップされているMIDIファイルは「すべて素材である」というように考えられている方も多く、しかし、そうは思っていないMIDIファイル作成者も多いことから、起こる問題もよく見かけます。
今日見かけてしまったのは、DL自由にしているのなら転載されても文句は言えないじゃないか、というお話だったのですが、それは違うなあ。個人のパソコンにDLして個人的に楽しむことと、そのファイルを万人が見ることの出来るWebスペースにアップロードして公開することは全く別問題と考えますが。つまりそれを書いた方(ファイルのDLを自由にする、と言うことは、転載自由である、と考えられた方)は、MIDIファイルをWeb上の「素材」としてしかとらえていない、と言うことになるのですね(あるいは、Webサイトは万人が見ることが出来る、と言うことを失念されているか)。だからそう言う考え方になる。そうではない、これは演奏である、と言う発想は出来ないわけです。レンタルCDをお店から借りてきて、それを録音してCDを返却したあとも家庭内で個人的に楽しむのと、そのデータをWebサーバーにアップロードすることの違いがその方には分からないのですね。
私は「そのサイトに行かないと聴けない曲」ってのはとても悲しいですね。出来るだけDLはフリーにして頂きたい。音楽なんてものは時間や心に余裕のあるときに自由に聴きたいものです。1曲を延々リピートして聴くも良し、好きな曲を好きに組み合わせて連続して聴くも良し。自由に音楽とふれあいたいと思えば、どうしてもそれはデータをDLさせていただかないと出来ないのです。だから、大抵のMIDI作者さんはデータのDLはフリーにされていると思うのだけどな。(うちも、ほんとは全ての楽曲をDLフリーにしたいのですが、貧乏なので出来ません(>_<))
私自身のことを言えば、音楽をBGMとして扱うのは嫌いではないし、自分のMIDIがそう言う風に扱われても全く構わない。素材MIDIの方は素材利用を目的に作られていますから、DLも転載もフリーです。小品曲集の方のデータも、条件を守って下さるのなら(たいした条件じゃないです)BGMとして使われても構わない(ただの素材扱いされると悲しいかもですが(^^;)。わたしは「素材」と「BGM」の意味合いも違うと考えるのですがね)。
人によって感じ方は全く違う。BGM扱いはいやと考える人もいる。だから、ファイルを余所でWeb公開することについてはファイル作成者それぞれでの条件がある、という当たり前のことがどうして通らないのでしょうね。難しいね。情けないね。嘆かわしいね。
|