朝は誰にも平等にやってくる。 くたびれたからだをひきずって、車に乗る。朝の道路は混んでいる。のろのろと動く車の列に不快感だけが募っていく。 けれどやってきてしまえば意外に何もなく、すんなりと仕事になじんでしまう。 昨日に似た今日が、また始まる。