少しずつ肌寒くなってきて、季節が巡り逝くことを知る。 景色は何も変わらないのに、時間だけがぐるぐるとまわっていく。 私は変わりたくないのに。動く歩道に乗ってしまったように、立ち止まっていても進んでしまう。